誕生から20周年を迎えた創作のかき氷「雪くま」=27日、埼玉県熊谷市 猛暑地として知られる埼玉県熊谷市の夏を代表するご当地創作かき氷「雪くま」が今年、誕生から20周年を迎えた。今年は地産地消の取り組みで特産の「江南産ブルーベリー」や、食品大手の明治(東京)とコラボしたヨーグルトを使った雪くまが登場した。
雪くまは、熊谷市内の名水を使った氷をふわふわした食感になるように削り、各店のオリジナルシロップを使用して作ることが条件。口に入れると雪のように溶けるのが特徴で、地域の若者らが考案した。
今年は7月1日から、市内30店舗で雪くまを提供。6月27日には熊谷市役所で試食会も開かれ、娘のさくらちゃん(4)と訪れた市内の主婦北林早紀さん(33)は「毎年やっているのを知っていて娘を連れてきた。ふわふわ食感で、普通とは違う熊谷の味です」と話した。