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任天堂は6月30日、投資単位が50万円以上の上場企業が公表を義務づけられている、投資単位の引き下げ(株式分割)についての方針を開示した。
投資単位の引き下げは「投資家層の拡大・株式の流動性を高めるための有効な施策」だが、今後については「多面的な視点で慎重に検討する」としている。
この方針は2023年、24年6月に開示したものと同じ。23、24年度には株式分割は行っていない。
同社の株価は25年6月30日前場で1万3905円をつけ、株式分割考慮ベースで上場来高値を更新した。終値でも1万3815円と、終値ベースでも過去最高を更新している。
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同社は6月5日に「Nintendo Switch 2」を発売。その前から株価は急騰しており、25年に入ってからは、投資単位(100株)当たりの株価が100万円を超える状態が続いている。
同社は22年10月、普通株式1株につき10株の割合で株式分割を実施。投資単位が約600万円から約60万円に引き下げられ、個人株主が参入しやすくなった。
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