許可を得ないでガールズバーで従業員に客への接待をさせたとして、警視庁保安課は30日、東京・歌舞伎町などのガールズバー7店を一斉摘発し、経営者や従業員で20〜50代の男女12人を風営法違反(無許可営業)の疑いで逮捕したと発表した。
逮捕容疑は、28〜29日の間、それぞれ都公安委員会から風俗営業の許可を得ずに、店の従業員に客と談笑する接待をさせたなどとしている。
10人は容疑を認め、「売り上げが上がればいいと思った」「風営法改正は自分たちには関係ないと思った」などと供述しているという。2人は否認し、「隣に座らなければ接待にはならない」と話している。
警視庁によると、摘発されたのは新宿、渋谷、台東、港、立川、町田の6区市の7店。いずれも過去に無許可営業について行政指導を受けていたという。
6月28日に施行された改正風営法では無許可営業の罰則が強化され、経営者ら個人は5年以下の拘禁刑か1000万円以下の罰金、法人は3億円以下の罰金になった。【菅野蘭】
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