奈良県には、大学合格者数で実績を上げる高校や「進学教育重点校」の指定を受ける高校のほか、独自の制度や学科を設置して生徒の個性を伸ばすことに注力する高校など、魅力ある公立高校が点在しています。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、奈良県在住の男女を対象に「優秀な生徒が多いと思う奈良県の公立高校は?」というテーマでアンケートを実施しました。
地元である奈良県に住む人から「優秀な生徒が多い」と票を集めたのは、どの高校だったのでしょうか? さっそくランキングを見ていきましょう。
第2位は、「畝傍高校」です。得票率は23.8%でした。橿原市に位置する畝傍高校は、1896年に設置された「奈良県尋常中学校畝傍分校」を起源とし、1948年に現在の校名で開校した伝統校です。
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同校では、校訓である「至誠、至善、堅忍、力行」の精神のもと、誠実さや善良さを持ち、知・徳・体の調和がとれた生徒や、グローバルな視野を持った次世代リーダーの育成に努めています。2024年度の大学入試では、関西地方にキャンパスを構える近畿大学や関西大学、同志社大学などを中心に多くの生徒が現役合格を果たしました。
第1位は、「奈良高校」でした。得票率は26.2%です。奈良市に位置する奈良高校は、1924年に設置された「奈良県立奈良中学校」を起源とし、1948年に現在の校名で開校しました。
文部科学省から「SSH(スーパーサイエンスハイスクール)」の指定を受けている同校では、大学や研究機関とも連携し、科学技術系グローバルリーダーの育成に注力。また、コミュニケーション能力・協調性などを培うことを目的とした海外研修旅行「英国インターナショナルプログラム」や、生徒個々が自らの適性を見極め、主体的に学びを創造できる「奈良高校の単位制」など、特色ある取り組みを実施しているところもポイントです。
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