楽天モバイルが7月1日、スマートフォン「Google Pixel 9a」を発売した。楽天モバイル公式サイト、楽天モバイル公式 楽天市場店で取り扱うが、楽天モバイルショップ(実店舗)では取り扱わない。
楽天モバイルがGoogle Pixelシリーズを扱うのは今回が初めて。ストレージは128GBと256GBの両方を扱う。カラーバリエーションはIris、Porcelain、Obsidianの3色。Penoyは扱わない。
Pixel 9aの一括価格は128GBが9万2000円(税込み、以下同)、256GBが10万8700円。「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」の対象になっており、2年後に返却すると、半額以下の価格で利用できる。同プログラムは2026年12月末以降、iPhoneのみが対象だったが、Androidでは久々の対象機種追加となった(2025年7月1日時点)。
楽天モバイル買い替え超トクプログラムを適用すると48回払いになり、価格は以下の通りになる。
|
|
128GB
・1〜24回目:月1572円
・支払総額(25カ月目返却の場合):3万7728円
・25〜48回目:月2261円
・48回目:2269円
|
|
256GB
・1〜24回目:月1993円
・支払総額(25カ月目返却の場合):4万7832円
・25〜47回目:月2536円
・48回目:2540円
|
|
2モデルとも1〜24回目の方が安価に設定されており、25カ月目に返却をすると、25〜48回の支払いが免除され、実質3万7728円〜4万7832円で利用できる。ただし48回払いにできるのは楽天カードのみで、返却時には事務手数料として3300円がかかる。
さらに、MNPで楽天モバイルに乗り換えてRakuten最強プランに初めて契約すると、最大1万6000ポイントの楽天ポイントを還元する。この金額を引くと、128GBは2年間実質2万1728円、256GBは3万1832円で利用できる。
Pixel 9aは既にNTTドコモ、au、ソフトバンクが扱っており、特にauとソフトバンクは、128GBモデルを2年で返却すると実質1200円なので楽天モバイルよりも安い。24回目までの金額は、auが56円(初回)+52円×23、ソフトバンクが50円×24になる。
しかし楽天モバイルは、料金プランの月額料金と合わせた金額を打ち出しており、端末代金+通信料がお得であることを訴求する。Pixel 9a(128GB)の端末代金にRakuten最強プランの月額3278円(20GB超〜データ使い放題)を合わせると、2年間は月額4850円で済む。MNPなら、ここからさらに1万6000ポイントが還元される。
Pixel 9aは、必要十分な機能を備えたミッドレンジスマートフォン。6.3型(1080×2424ピクセル)の有機ELや、独自開発のプロセッサ「Google Tensor G4」を備える。AIアシスタントの「Gemini」を内蔵しており、電源キーの長押しで呼び出せる。
アウトカメラは4800万画素の広角レンズと1300万画素の超広角レンズで構成される。メインメモリは8GB、バッテリー容量は5100mAh。「スーパーバッテリーセーバー」をオンにすると、Googleの検証で最大100時間の使用が可能になる。この他、IPX8の防水とIP6Xの防塵(じん)、おサイフケータイにも対応している。本体サイズは約73.3(幅)×154.7(高さ)×8.9(奥行き)mm、重量は約185.9g。
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 ITmedia Inc. All rights reserved. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。