【球宴】巨人大勢&甲斐拓也がファン投票で選出 大勢「記憶に残るような投球ができたら」

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2025年07月01日 16:01  日刊スポーツ

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ファン投票でオールスターに選出された巨人甲斐(左)と大勢は笑顔でガッツポーズ(撮影・浅見桂子)

巨人大勢投手(26)、甲斐拓也捕手(32)が1日、「マイナビオールスターゲーム2025」(23日=京セラドーム大阪、24日=横浜)にファン投票で選出された。


中継ぎ投手部門で選出された大勢は「小さい時から特別な思いで見ていた試合なので、見ている人に記憶に残るような投球ができたら」と意気込んだ。今季はここまで33試合に登板し、5勝2敗、24ホールド、防御率1・95。プロ1年目の22年にもファン投票で選出されたが、新型コロナ感染のため出場辞退した。「(オールスターは)初めての出場になるので、非常にうれしいです」と喜んだ。


捕手部門で選出された甲斐も「ファンの方からの投票ですので、本当にうれしく思います」と率直な思いを口にした。今季はここまで53試合に出場して、打率2割6分7厘、3本、12打点。ソフトバンク時代に3度のオールスター出場経験があるが、セ・リーグの選手として出場するのは初めて。「少し不思議な感じはしますけど、こういった経験もさせていただいてますし、収穫あるものにしたいなと思います」と話した。


<ファン投票アラカルト>


◆新人 西武のルーキー渡部聖弥が選出。ファン投票で新人の選出は22年大勢(巨人)、松川虎生(ロッテ)以来。西武では81年石毛宏典(遊撃手)、86年清原和博(一塁手)、99年松坂大輔(投手)に次ぐ4人目となり、球団の野手では清原以来39年ぶり。


◆最多得票 両リーグ最多得票は阪神森下。阪神選手の両リーグ最多得票は55年吉田義男、58年田宮謙次郎、92年亀山努、03年今岡誠、23年近本光司に次いで6人目。


◆オリックス6人 オリックスから球団史上最多の6人が選ばれた。14年の5人(西勇輝、佐藤達也、平野佳寿、糸井嘉男、ペーニャ)を上回った。


◆オリックスの遊撃手 紅林が選出。阪急時代の70年阪本敏三以来、球団55年ぶり2人目。


◆オリックスの二塁手 太田が選出。球団ではバルボン、スペンサー、マルカーノ、大島公一に次ぐ5人目となり、00年大島以来25年ぶり。


◆広島の遊撃手 矢野が選出。広島では白井勝巳、高橋慶彦、野村謙二郎に次ぐ4人目で96年野村以来29年ぶり。


◆ソフトバンク選出なし ソフトバンクのファン投票選出なしはダイエー時代の93年以来32年ぶり。開催中止の20年を挟み、15年から24年まで続いた柳田の連続選出も途切れた。

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