【球宴】阪神森下12球団最多得票で初選出 DeNA牧と「デスターシャぐらいやってあげても」

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2025年07月01日 16:02  日刊スポーツ

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ファン投票でオールスターに選出され、会見に臨む阪神森下(撮影・前田充)

マイナビオールスターゲーム2025(第1戦=23日・京セラドーム大阪、第2戦=24日・横浜)のファン投票結果が1日に発表され、外野手部門で阪神森下翔太外野手(24)が12球団最多得票となる77万8130票を獲得し、オールスター初選出となった。


今年の会場はホーム球場でもある京セラドーム大阪、そして地元神奈川の横浜スタジアム。「自分も関西でやっている、使っている球場でもありますし、横浜は地元でもあるので、その2球場でホームランというところを見せられたら一番いいのかなと思います」と宣言した。


また、中大の先輩で仲の良いDeNA牧秀悟内野手(27)も二塁手部門で選出。オールスターで何かパフォーマンスを考えているかと聞かれると「自分は特にはないですけど。まあ、牧さんが打ったら、『デスターシャ』ぐらいはやってあげてもいいかなと思います」とおどけて話して笑わせた。


「これだけの多くの票を集めていただいて本当にありがとうございます。その票に恥じないようなプレーと、もっともっと自分を知ってもらういい機会でもあると思うので、一生懸命プレーするので、応援よろしくお願いします」と笑顔で意気込んだ。


阪神勢はほかに近本、村上、大山、佐藤輝とセリーグ最多の5選手が選ばれた。


<ファン投票アラカルト>


◆新人 西武のルーキー渡部聖弥が選出。ファン投票で新人の選出は22年大勢(巨人)、松川虎生(ロッテ)以来。西武では81年石毛宏典(遊撃手)、86年清原和博(一塁手)、99年松坂大輔(投手)に次ぐ4人目となり、球団の野手では清原以来39年ぶり。


◆最多得票 両リーグ最多得票は阪神森下。阪神選手の両リーグ最多得票は55年吉田義男、58年田宮謙次郎、92年亀山努、03年今岡誠、23年近本光司に次いで6人目。


◆オリックス6人 オリックスから球団史上最多の6人が選ばれた。14年の5人(西勇輝、佐藤達也、平野佳寿、糸井嘉男、ペーニャ)を上回った。


◆オリックスの遊撃手 紅林が選出。阪急時代の70年阪本敏三以来、球団55年ぶり2人目。


◆オリックスの二塁手 太田が選出。球団ではバルボン、スペンサー、マルカーノ、大島公一に次ぐ5人目となり、00年大島以来25年ぶり。


◆広島の遊撃手 矢野が選出。広島では白井勝巳、高橋慶彦、野村謙二郎に次ぐ4人目で96年野村以来29年ぶり。


◆ソフトバンク選出なし ソフトバンクのファン投票選出なしはダイエー時代の93年以来32年ぶり。開催中止の20年を挟み、15年から24年まで続いた柳田の連続選出も途切れた。

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