夏のディズニー容赦なさすぎw TDSの新しい“びしょ濡れショー”が想像以上にヤバかった〈取材レポ〉

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2025年07月01日 21:30  クランクイン!トレンド

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「ドックサイド・スプラッシュ・リミックス」の様子  クランクイン!
 東京ディズニーシーは、7月2日(水)から9月15日(月)までの期間限定で、夏の新たなエンターテインメント「ドックサイド・スプラッシュ・リミックス」を夕方以降に公演。スタート前日となる7月1日(火)にはプレスプレビューが行われ、その内容がお披露目になった。報道陣からも「ヤバすぎる!!」と驚きの声続出で、ディズニーの本気度にド肝を抜かされたショーの模様をお届けする。

【写真】容赦なさすぎw 引くほどびしょ濡れになる「ドックサイド・スプラッシュ・リミックス」の水の量がヤバい

■忘れられない思い出に

 今回始まる「ドックサイド・スプラッシュ・リミックス」は、ドックサイドステージとその周辺で夕方〜夜にかけて行われる約20分間のエンターテインメント(1日3回公演)。ミッキーマウスやディズニーの仲間たちが、クールな音楽とダンスで夏の暑さを吹き飛ばすようなダンスフェスを開催するという内容で、古き良きサウンドから一転して、刺激的なビートが鳴り響くと、ディズニーの仲間たちが、次々とエキサイティングなパフォーマンスを繰り広げる。

 シーンは全部で7つ。シーン1では、はじめにミニーマウス、デイジーダック、クラリスがステージに登場しこのフェスを表すメッセージソングを歌唱。その後、テーマソングにのってキャラクターたちがさまざまなところから登場し、どんどん音楽はビルドアップ。最後にミッキーマウスがS.S.コロンビア号の上段に登場すると、一気に会場のボルテージが上がり、ダンサーたちも登場して賑やかなオープニングのダンスナンバーが繰り広げられた。

 続くシーン2では、キャラクターたちが各々のパフォーマンスを披露。まずリードするのは、ワイルドな衣装を着て気取った雰囲気のグーフィー。プルートも加わって、弾ける火花の力でフェスティバルを熱く盛り上げる。ゲストも一緒に、手振りや、「ドックサイド・ドックサイド・ドックサイド・スプラッシュ」という掛け声で盛り上げるたびに、火花の上がる場所が増えていく。さらに聞き覚えのある声で「ドックサイド・スプラッシュ!」と聞こえると大量の水が会場全域に一気に放たれる。

 シーン3で明かされたのは、声の主がドナルドダック、そしてチップとデールだったということ。3人は、暑さを吹き飛ばそうと水撒きをして盛り上げる。大量の水がリズミカルに放たれる中、男性ダンサーがクールなステップダンスを披露すると、ドナルド、チップ、デールも負けじとステップを披露してコミカルに会場を沸かせた。

 続くシーン4では、再びデイジーダック、クラリスが登場し、ランウェイの先端で歌を歌っていると、現代的でカラフルな⾐装に着替えたミニーマウスと女性ダンサーが姿を現し、ステージはポップではじける雰囲気に。可愛らしくも元気いっぱいなパフォーマンスを披露し、ミッキーマウスと男性ダンサーたちも集まってきて、ショーはより⼀層賑やかになっていく。

 場面変わってシーン5。ミッキーマウスがゲストと⼀体となって盛り上がろうと準備したエレクトロダンスミュージックにリミックスされパワーアップした「ジャンボリミッキー」が流れてくる。サウンドはクールなビートでアレンジされつつも、おなじみの「ジャンボリミッキー」のダンスでキャラクターやダンサー、そしてゲストも全員で踊って盛大に盛り上がっていた。音楽に合わせて火花や水も大量に放たれ、クライマックスに向って駆け上がる! 演出の容赦なさと比例するように、「ジャンボリミッキー」を踊るゲストたちのボルテージは急上昇。ドックサイドステージを囲む観客すらショーの一員になっていくようで、ステージと観客が通じ合う様子に興奮を覚えた。

 シーン6では、畳みかけるように、エネルギッシュなクラブミュージック風にアレンジされたテーマソングが流れると、ダンスフェスティバルはフィナーレへ。ランウェイの先端やステージ上手横ではホースを持ったダンサーも加わって会場全体に水をまき散らし、ステージとランウェイ全体を使ったパフォーマンスでボルテージは最高潮。ラストにミッキーマウスの「ドックサイド・スプラッシュ!」の合図で火花と水が一気に噴き出し、エンディングを迎える。

 最後はシーン7。興奮冷めやらぬ余韻の中、キャラクターたちはステージを後にするが、突然ドナルドダックが再び現れ、火花を操り、水を派手にまき散らすサプライズを実行し、会場を後にした。思わぬサプライズに会場は歓声&爆笑。

 ちなみに「全身で浴びてみよう」とレインコートなしで挑んだ筆者は、見事ゲリラ豪雨に当たったのごとくびしょ濡れに。ショーが終わる時間が夕方&夜と太陽が沈んでしまっているので、若干寒さすら覚えるのが正直なところだ。完全に楽しみたい人は着替えorレインコートを忘れずに。容赦なく水をかけてくるミッキーマウスの表情は、この夏の忘れられない思い出の一つになりそうだ。
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