【巨人】逆転機会しぼむキャベッジの走塁判断に阿部監督「アグレッシブで済ませていいのか」

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2025年07月01日 22:22  日刊スポーツ

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阪神対巨人 7回表巨人無死、右前打を放ったキャベッジは二塁を狙うも憤死する(撮影・上田博志)

<阪神2−1巨人>◇1日◇甲子園



巨人は首位阪神に競り負けて、連勝が3でストップした。阪神とのゲーム差は4・5差に広がった。


僅差の戦いの中で、阿部慎之助監督(46)が落胆するプレーがあった。1点を追う7回。先頭打者として代打出場したトレイ・キャベッジ外野手(28)が詰まりながらも右前へ運んだ。不振に悩む中、6月17日の日本ハム戦以来2週間ぶりの安打に、一塁を回って二塁を狙いヘッドスライディングを見せたが、惜しくもタッチアウトとなった。


試合後に振り返りを求められた指揮官は「アグレッシブであれを済ましていいのかっていうね。すごい野球知りませんっていうのと、アグレッシブ…まあ紙一重かもしれないですけど、そうでは済ましてほしくないですよね。アグレッシブにいって、セーフの試しがないからね」と言及。イニング、点差、打順などかと聞かれ、「状況判断はできてませんってなっちゃいますよね」と語った。


キャベッジは「点差をもうちょっと考えて走塁するべきだったかなと思う」と切り出し、「自分がファーストキャンバスを蹴った時点では、まだライトの森下選手のところにボールが飛んでなかったので、行けるかなと思ったんですけど、もうちょっと考えるべきだったかなというふうに思います」と振り返った。


先発西舘勇陽投手(23)が初回に失点しながらも6回2失点で粘投し、終盤の逆転に望みをつないでいた。打線は好機であと1本が出ない展開が続いていただけに、悔やまれる判断となった。

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