東京株、一時500円超安=米関税引き上げに警戒感

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2025年07月02日 10:02  時事通信社

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時事通信社

 2日の東京株式市場で、日経平均株価は一時前日比500円超下落した。日米関税交渉を巡り、トランプ大統領が「合意は難しい」と発言したことが伝わり、日本に対する関税引き上げの警戒感から売りが優勢となった。午前の終値は392円61銭安の3万9593円72銭。

 1日の米国市場では、大型減税法案の上院通過を受け、ダウ工業株30種平均は上昇した。一方、トランプ大統領は同日、日本に課す関税を30〜35%に引き上げる可能性を示唆。これを受け、東京市場では輸出関連銘柄を中心に売りが出た。

 また、日経平均は6月30日まで5営業日続伸しており、市場からは「最近の急上昇による過熱感から利益確定の売りが出やすい」(民間シンクタンク)との声も聞かれた。 

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