専門知識と実務能力が求められる士業資格は、その取得難易度の高さから、挑戦には強い覚悟が必要とされます。なかでも、合格率の低さや学習期間の長さが際立つ資格は、最難関資格として語られることも少なくありません。
そこで、ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、全国の50代を対象に「最も取得が難しいと思う士業資格」というテーマでアンケート調査を実施しました。
50代から支持を集めたのは、どの士業資格だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!
第2位は、得票率16.7%の「司法書士」でした。司法書士は、司法や法律に関する手続きを専門に行う職業で、不動産の登記や供託手続きの代理、法務局・裁判所・検察庁に提出する書類の作成などを主な業務としています。会社員や公務員のような定年もなく、登記などの独占業務もあるため、安定して長く働けるところも魅力です。
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加速する高齢化や国際化社会への対応にもニーズが見込まれるほか、成年後見や相続全般のサポートができるところもポイント。そんな司法書士試験の合格率は、毎年5%前後と高い難易度を誇ります。
第1位は、得票率25.8%の「弁護士」でした。弁護士は、基本的人権を擁護し、社会正義の実現を使命とする職業です。依頼者の弁護人として法廷で活躍するほかにも、交渉や法律相談などの幅広い業務を行っています。法律事務所に所属したり、企業内弁護士として一般企業や公的機関に就職したり、独立して開業したりと、さまざまな働き方ができるところも魅力です。
ゲームやドラマなどでも取り上げられることの多い職業で、正義のイメージが強いため、社会的な信頼が厚いところも特徴。そんな弁護士になるための司法試験の合格率は、近年40%前後となっています。
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