
冠婚葬祭のマナーは地域ごとに異なる。不意にその違いに気付くことがあるようだ。投稿を寄せたのは北海道に住む40代女性。祖父の葬式でのエピソードを明かした。
通夜には夫の両親も参列し、翌日の告別式にも出席する旨を女性自ら確認した。しかし翌日、予想外の事態が起こる。(文:湊真智人)
「告別式も来ると言っていたので仕出し弁当も二人の分も用意していたのに来ませんでした。話を聞いてみると『喪主である父から来てくださいと言われなかったので行かなかった』と」
「隣り合った市」でも常識に違い?
女性の両親も、二人の欠席は想定外だったようだ。
|
|
「両親も『当日は忙しく軽く挨拶したけどそんなマナーがあるとは知らなかった』、『弁当注文するか直接私が確認したんだから来るものだと思っていた』と言って驚いていました」
と書いている。前日の義両親の返事は、喪主からの連絡が来る前提でのことだった。これには女性も困惑気味のようだ。
「誘われないと行かないというのは当たり前なのでしょうか?私の実家と姑舅は隣り合った市に住んでいて、そこでそんなマナーの分断が起きるものなの?とずっと不思議に思っています」
実際に北海道では、通夜に参列しても告別式には呼ばれなければ行かないという慣習があるようだ。ただ、来ると言っていたのに来ないとなると、投稿者のように困惑するのも無理はない。トラブル予防には事前確認の徹底が求められそうだ。
※キャリコネニュースでは「葬式の仰天エピソード」をテーマに投稿を募集中です。回答はこちらから https://questant.jp/q/GNIJZNU6
|
|