オーストラリアの航空会社Qantas Airways(以下、カンタス航空)は7月2日(現地時間)、サイバー攻撃を受け、顧客データの一部が漏えいしたと発表した。カンタス航空は国内線と国際線を運行しており、従業員は約2万4000人。
攻撃者は顧客データを含むサードパーティのプラットフォームにアクセスしたとしている。
攻撃は阻止したが、“相当な”量のデータが盗まれたとみられるとしている。この侵害は、カンタス航空のコールセンターが標的となり、攻撃者はコールセンター経由でサードパーティの顧客サービスプラットフォームにアクセスしたという。
このプラットフォームには600万人の顧客データが登録されている。どの程度のデータが漏えいしたのかは現在調査中。
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初期調査では、顧客の氏名、メールアドレス、電話番号、生年月日、マイレージ会員番号が含まれていることが確認されたという。
クレジットカード番号や個人の金融情報は漏えいしておらず、マイレージアカウントのパスワード、PIN、ログイン情報も影響を受けていないとしている。
同社は侵害検知後、政府機関に通報し、サイバーセキュリティ専門家と連携している。最新情報はサポートページで提供していく。
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