先発登板したエンゼルス・菊池雄星(写真=GettyImages)○ ブレーブス 8−3 エンゼルス ●
<現地時間7月2日 トゥルイスト・パーク>
ロサンゼルス・エンゼルスがブレーブスとの敵地カード2戦目に逆転負け。先発登板した菊池雄星投手(34)は6回途中2失点という投球で勝敗付かなかった。
エンゼルス打線は初回、5番ジョー・アデルの適時打で幸先良く2点を援護。中6日で敵地マウンドに上がった菊池は、先頭から連打を浴びるなど一死満塁とピンチを招いたが、5番プロファーを空振り三振、6番アルビーズを右飛に打ち取り、立ち上がりを無失点で切り抜けた。
2回裏は三者凡退に抑え、3回裏にも二死一、二塁とピンチを迎えるも、5番プロファーを左飛に打ち取った。4回裏にも先頭出塁を許したが、7番マーフィーを空振り三振、8番ハリス3世を三ゴロ併殺打。5回裏には2三振を奪いながら三者凡退とした。
ところが2点リードの6回裏、二死走者無しから5番プロファー、6番アルビーズに連打を許したところで球数が100球に達し、投手交代が告げられた。バトンを受けた右腕ライアン・ゼファジャンが7番マーフィーに12号逆転3ランを浴び、菊池の白星は消滅。さらに、ゼファジャンは2番オルソンに16号グランドスラムを打たれ、この回一挙7点を失った。
エンゼルスは9回表にホルヘ・ソレアの9号ソロで1点を返すも、時すでに遅く敗戦。6月25日、28日、そしてこの試合と貯金獲得の懸かった一戦を落とし続け、借金1に逆戻りとなっている。
この試合の菊池は5回2/3、100球を投げて6被安打、2四球、7奪三振、2失点という投球で2連勝はならず。今季18戦目を終えて成績は3勝6敗、防御率2.81となっている。