福島県では、県立高校の普通科において医療従事者や教員を目指す生徒向けのコース制を導入するなど、特色ある教育プログラムが実施されています。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、福島県在住の60代を対象に「子どもを入学させたい福島県の公立高校は?」というテーマでアンケートを実施しました。
地元である福島県に住む60代以上の人から「子どもを入学させたい」と支持されたのは、どの公立高校だったのでしょうか? さっそくランキングを見ていきましょう。
第2位は、「安積黎明高校」でした。得票率は12.4%です。郡山市に位置する安積黎明高校は、「まごごろによる他人への思いやり」などを意味する「恕(じょ)」の精神を校訓とし、自己実現に向けて主体的に行動する生徒や、多様な人々と協働して社会の諸課題を解決する人材の育成を目指しています。
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同校では、キャリア教育の一環としてコース制を導入しているところが大きな特徴。希望者は「保健・医療コース」「教育コース」を選択することができ、将来の目標に向かって充実した学校生活が送れると評判です。大学入試においては、東北大学や福島大学といった国公立大学のほか、福島県立医科大学医学部などにも現役合格を果たしています。
第1位は、「安積高校」でした。得票率は17.3%です。郡山市に位置する安積高校は、1884年に前身となる福島中学校が開校して以来、創立140年を超える県内有数の伝統校として知られています。2025年4月には併設の福島県立安積中学校が開校し、中高一貫校としてのスタートを切りました。
文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール(SSH)第3期指定を受けている同校では、単位制や医学部コース制を導入するなど、新たな教育プログラムにも着手。先進的な理数系教育の実施や、医学分野への関心を高める取り組みなどを通して、世界で活躍できるトップリーダーの育成を目指しています。2025年の大学入試では、東北大学や福島県立医科大といった国公立大学で現役合格者が輩出。また、難関私立大学にも多くの現役合格者を送り出しています。
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