J・ペドロ獲得のチェルシー、直近3年でブライトンから4人目の加入選手に…元指揮官含めると総額は?

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2025年07月03日 17:05  サッカーキング

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チェルシーに加入したJ・ペドロ [写真]=Getty Images
 チェルシーが再びブライトンから選手を獲得したことが話題となっている。2日、イギリスメディア『talkSPORT』が伝えている。

 チェルシーは2日、ブライトンからブラジル代表FWジョアン・ペドロを完全移籍で獲得したことを発表。イギリスメディア『BBC』や移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金は5500万ポンド(約108億円)に500万ポンド(約10億円)の追加オプションが付随した契約でまとまったことが伝えられている。

 これにより、今夏の移籍市場でチェルシーはすでに2023年6月に加入内定が発表されていたエクアドル代表MFケンドリー・パエスと、2024年6月に加入内定が発表されていたブラジル代表FWエステヴァン・ウィリアンが合流するほか、U−21ポルトガル代表MFダリオ・エスーゴ、U−20フランス代表DFママドゥ・サール、U−21イングランド代表FWリアム・デラップらが加入しており、J・ペドロは6人目の新加入選手となったほか、U−21イングランド代表FWジェイミー・バイノー・ギテンスの加入も決定的になっていることが伝えられている。

 注目が集まっているのは、2022年5月に現在のオーナー体制になって以降のチェルシーは、データに基づいた人材採用を高く評価しているブライトンから多額の補強を実施しており、2022年夏にスペイン代表DFマルク・ククレジャを獲得したのを皮切りに、同代表GKロベルト・サンチェスやエクアドル代表MFモイセス・カイセドを獲得しており、J・ペドロは直近3年でブライトンからチェルシーに加入した4人目の選手となった。

 そのほか、グレアム・ポッター元監督(現ウェストハム指揮官)をはじめ、スタッフらも多数ブライトンから引き抜いているチェルシーは、直近3年で総額2億8500万ポンド(約559億円)を支払ったことになるようだ。

 一方、チェルシーからは2022−23シーズンにイングランド代表DFレヴィ・コルウィルがブライトンにレンタル移籍し、2022年夏にはスコットランドMFビリー・ギルモア(現ナポリ)が完全移籍したほか、2020年1月に移籍した下部組織出身のガーナ代表DFタリク・ランプティも在籍するなど、良好なクラブ関係を築いている両者だが、今後さらに両クラブ間で取引は行われることになるのだろうか。

 2022年以降でブライトンからチェルシーに移籍した選手たちと移籍金は以下の通り。なお、移籍金は追加オプションなどを含めた総額想定となっている。

マルク・ククレジャ…6300万ポンド(約124億円)
グレアム・ポッター元監督+スタッフ…2200万ポンド(約43億円)
ロベルト・サンチェス…2500万ポンド(約49億円)
モイセス・カイセド…1億1500万ポンド(約226億円)
ジョアン・ペドロ…6000万ポンド(約118億円)

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