竜飛崎特別2025に出走予定のリアド(22年1月撮影、ユーザー提供:えぽんさん) セレクトセールで高額取引されたリアド(牡6、栗東・小椋研介厩舎)が、土曜函館10Rの竜飛崎特別(3歳上・2勝クラス・ダ1700m)で2年半ぶりの3勝目を狙う。
リアドは父ディープインパクト、母タイタンクイーン、母の父Tiznowの血統。半兄のストロングタイタンは18年の鳴尾記念、半姉のギルデッドミラーは22年の武蔵野Sの覇者。19年のセレクトセール当歳では4億7000万円(税抜)、税込では5億円を超える高値で取引された。
ここまで22戦2勝。2歳秋のデビュー戦を快勝し、続く若駒Sはリューベックの2着。クラシックの有力候補と目されたものの、その後は苦しい時期が続いた。何とか1勝クラスは脱出したが、2勝クラスでは勝利に手が届かず。それでも昨秋に友道康夫厩舎から小椋厩舎に移ると、転厩2戦目、かつ初ダートとなった3走前に4着に健闘。その後も4着、5着と掲示板を確保し、ひと頃の不振を脱している。
今回は若駒S以来、約3年5カ月ぶりに武豊騎手とのタッグとなる。名手のリードも味方につけて、待望の3勝目といきたい。