【北九州記念】2年目の高杉吏麒騎手 モズメイメイで重賞初勝利なるか

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2025年07月03日 18:00  netkeiba

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北九州記念2025に出走予定のモズメイメイ(撮影:下野雄規)
 2年目の高杉吏麒騎手が、北九州記念(3歳上・GIII・芝1200m)のモズメイメイ(牝5、栗東・前川恭子厩舎)でJRA重賞初制覇を狙う。

 高杉騎手は05年9月28日生まれ、滋賀県出身の19歳。24年3月に栗東・藤岡健一厩舎からデビューした。24年はルーキー最多の48勝を挙げて、JRA賞の最多勝利新人騎手を受賞。今年も既に29勝を挙げている。

 北九州記念のパートナーはモズメイメイだ。23年のチューリップ賞と葵S、24年のアイビスSDの勝ち馬。同じく北九州記念では16番人気の低評価ながら、中団から脚を伸ばして3着に食い込んでいる。近5走は全て9着以下とスランプだが、前々走の阪急杯は勝ち馬から0秒7差の9着、前走の高松宮記念は同じく1秒3差の13着だから、そこまで大きく負けているわけでもない。ハンデ戦のGIIIなら実績は上位。初騎乗の高杉騎手の手綱捌きにも期待したい一戦となる。

 高杉騎手はこれまでJRA重賞に12回騎乗。今年の京都記念のバビットでの4着が最高着順となっている。ただ、先月の宝塚記念のプラダリアでGI初騎乗も果たし、機は熟した感。同じく栗東所属の吉村誠之助騎手に先を越されたが、ここで同期で2人目の重賞制覇といきたい。

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