【TUF杯】圧倒的に内枠有利 好成績を残している脚質は

　土曜福島メインのTUF杯(3歳上・3勝クラス・ダ1150m)は舞台設定がコロコロと変わるレースだ。ダ1150mの準オープン戦となって今年が2回目。そこで20年以降の福島ダ1150mの3勝クラス、全13鞍の傾向を人気別、脚質別、枠順別、血統別の成績から探りたい。

　まずは人気別だが、1番人気は【4-0-3-6】、2番人気は【3-0-2-8】なので、ともに及第点の数字だ。そして3番人気から9番人気までは、ほぼ同じような成績。さらに2桁人気も6頭が馬券に絡んでいるので、波乱傾向といえる。

　続いて脚質別は逃げ馬が【5-1-2-5】とかなりの好成績だ。逆に後方待機組は厳しい。また、枠順別は1枠が【5-2-1-12】と優秀。2枠と3枠も平均以上で、圧倒的に内枠有利となっている。

　最後に血統から。穴狙いならエーピーインディ系に要注目で、【1-3-2-11】の勝率6%、複勝率35％。15番人気の2着、14番人気の3着があり、複勝回収率は313％もある。どんなに人気薄でも押さえておいて損はないはずだ。