【第2日見どころ】久保凛、フロレス、桐生祥秀ら登場 東京世陸切符の行方は?/陸上日本選手権

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2025年07月05日 07:00  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

陸上日本選手権第2日に登場する左から桐生祥秀、フロレス・アリエ、久保凛

<陸上:日本選手権>◇5日◇第2日◇東京・国立競技場



陸上日本選手権の第2日は5日、東京・国立競技場で行われる。9月の世界選手権東京大会(13〜21日)の選考を兼ねており、この日は男女20種目が行われる。


女子800メートル決勝では、日本記録保持者で前回女王の久保凛(東大阪大敬愛高)が登場する。4日の予選では全体トップの2分2秒56と好調。あと0秒93と迫る参加標準記録(1分59秒00)を突破した上で3位以内となれば、今大会で初の世界選手権代表に内定する。


女子400メートル決勝では、6月に日本国籍を取得したフロレス・アリエ(日体大)が出場する。ペルー国籍だった5月に日本記録(51秒75)を0秒04上回る快走を見せた新星。6月上旬に右手人さし指の骨にひびが入るケガを負った中、初の日本一決定戦でタイトル獲得なるか。


男子100メートル決勝は、五輪出場経験のあるベテラン3人と大学生ら新鋭5人の顔ぶれとなった。21年東京五輪代表の小池祐貴、桐生祥秀、多田修平が、大学生の井上直紀らと争う。柳田大輝、サニブラウン・ハキーム、坂井隆一郎、山縣亮太ら実力者は決勝進出を逃している。


男子800メートルで2連覇がかかる落合晃(駒大)、男子110メートル障害で内定を目指す泉谷駿介(住友電工)らも注目が集まる。


◆世界選手権一般種目の代表選考 各種目の出場枠は最大3(女子やり投げは4)。パリ五輪入賞者で日本人最上位者は、1月1日から日本選手権までに参加標準記録を突破すれば内定。日本選手権で3位以内となった上で8月24日までに参加標準を突破すれば、代表に大きく近づく。開催国枠もあり、参加標準や世界ランキングなどの選考条件を満たした選手が1人もいない種目に適用される。

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