チェコで開催中のカルロヴィ・ヴァリ映画祭に出席した米俳優マイケル・ダグラス(80)が5日、米国の政治情勢について「独裁政治と隣り合わせ」だと述べ、トランプ大統領の政権下における民主主義への懸念を語った。
「民主主義がいかに貴重であるか、いかに脆弱であるか、そして常に守らなければならないかという事実を一般的に捉えている。私たちが直面している困難が、チェコの人々が自由と独立を勝ち取るために払ったあらゆる努力を思い起こさせるものであってほしいと願っている。政治は今、利益のために行われているように見える。人々は金儲けのために政治に参加している。アメリカでは理想主義が維持されてきたが、それが今は存在しない」とコメント。
「ニュースがすべてを物語っているため、多くは語りたくない」と述べる一方、「私自身、不安で神経質になっている。私たち全員が、自分たちの身を守る責任があると思っている」と米国の行く末に対する不安も口にした。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)
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