ニコ獲得失敗のバルサがラッシュフォードと交渉再開?…北欧から19歳WGの加入は濃厚か

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2025年07月07日 13:02  サッカーキング

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バルサが関心を寄せる(左)ラッシュフォードと(右)バルジ [写真]=Getty Images
 バルセロナがウイング(WG)の戦力拡充へ積極的な動きを見せているようだ。6日、スペイン紙『アス』やドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 スペイン代表FWラミン・ヤマルとブラジル代表FWハフィーニャの負担を軽減するべく、今夏の移籍市場でWGの補強を画策しているバルセロナ。一時はスペイン代表FWニコ・ウィリアムズと6年契約締結で個人合意に達したとも報じられたが、同選手はアスレティック・ビルバオとの契約期間を2035年夏まで延長し、ターゲットの変更を余儀なくされることとなった。

 そんなバルセロナだが、デンマークの名門コペンハーゲンからU−21スウェーデン代表FWルーニー・バルジの獲得に迫っている模様。すでに個人的な条件に関しては口頭合意に達しており、クラブ間での交渉も順調に進んでいるようだ。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、200万ユーロ(約3億4000万円)での移籍が成立間近となっており、すでにメディカルチェックの一部を完了したと伝えている。

 現在19歳のバルジは2020年夏にコペンハーゲンの下部組織に加入し、2021−22シーズンにトップチームデビューを飾った。今シーズンは負傷の影響で欠場が続いたが、クラブ通算ではここまで公式戦通算84試合に出場し15ゴール1アシストをマーク。右WGを主戦場に活躍し、世代別のスウェーデン代表にも名を連ねている。

 また、バルセロナはマンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードにも関心を寄せているという。『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者によると、現在の主要ターゲットとなっているリヴァプール所属のコロンビア代表FWルイス・ディアスを獲得できる可能性が極めて低いため、バルセロナはラッシュフォードとの交渉を再開したようだ。

 現在27歳のラッシュフォードは2015−16シーズンにトップチームデビューを飾ったマンチェスター・ユナイテッドで公式戦通算426試合に出場し、138ゴール76アシストをマークしている。しかし、ルベン・アモリム監督就任後は序列が低下し、2024−25シーズン後半戦はアストン・ヴィラへレンタル加入。買い取りオプションは行使されずにマンチェスター・ユナイテッドへ復帰したが、今夏の退団が濃厚と見られている。

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