先週の入れ替え&ファーム情報を、球団別でおさらいします。パ・リーグ編。
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【日本ハム】左ハムストリング筋損傷で離脱していた水野が4日の楽天戦から1軍に復帰した。4日はいきなり「6番・遊撃」でスタメン出場し、3点リードした直後の3回2死一、二塁で中越えに豪快な2点適時二塁打を放ち2点を追加した。5日にはプロ初の4安打(二塁打2本)で2試合連続複数打点。2軍で5連勝中だったバーヘイゲンは6日西武戦で6戦ぶりに土が付いた。
【オリックス】1日西武戦(沖縄セルラースタジアム那覇)で負傷した西川と大城が登録抹消となった。打率3割1分4厘だった西川は「左足関節外側側副靱帯損傷」で長期離脱の見込み。大城は「左長内転筋損傷」と診断された。一方、2軍では育成選手が支配下へと猛アピール中。内野手の宜保はファーム打率3割4分9厘、元阪神の遠藤も3割2分1厘をマークしている。
【ソフトバンク】栗原陵矢内野手(29)が3日に出場選手登録を抹消された。2日の日本ハム戦(みずほペイペイドーム)の試合前練習で患部を痛めて離脱。小久保監督は「そんなにかかりそうでもないけど、もう1回やったら長くなりそうなので」と説明し、復帰時期は不透明だ。代わってドラフト2位ルーキーの庄子雄大内野手(22=神奈川大)と山本恵大外野手(25)が昇格した。
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【西武】蛭間が調子を上げてきた。6日は2軍日本ハム戦でバーヘイゲンの150キロ超を右翼席へ本塁打。4日の同戦も5打数4安打と大当たりだった。打撃不振で2軍再調整になったが、フォームを修正し数字に表れ始めている。もともとドラフト1位、即戦力打者としての入団。渡部聖、西川、長谷川の3人で固まり始める1軍外野陣に、あきらめずに食い込みたい。
【楽天】右有鉤骨鉤(ゆうこうこつこう)疲労骨折により戦列を離れていた安田が、5日の2軍戦で実戦復帰した。3月中旬のオープン戦でファウルを打った際に負傷。当初の見込みよりも時間を要したが、3カ月半ぶりに試合に出場し、元気な姿を見せた。4日の日本ハム戦で3回6安打6失点とKOされ7敗目を喫した早川は、再調整のため5日に出場選手登録を抹消された。
【ロッテ】ポランコが6月30日、右肩亜脱臼による炎症で出場選手登録を抹消された。同28日に打撃不振から1軍に再昇格。即本塁打を放つなど活躍をしており、チームにとって痛手となった。2軍では5日のイースタン・リーグヤクルト戦で菊地が先発し5回無失点。建山1軍投手コーチは「先発をやることで、もう1度自分のピッチングを見直してほしい」と狙いを明かした。
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