テスラのショールーム(EPA時事) 【ニューヨーク時事】7日のニューヨーク株式市場で、米電気自動車(EV)大手テスラの株価が一時8.4%急落した。マスク最高経営責任者(CEO)が新党「アメリカ党」の結成を表明したことで、経営がおろそかになるほか、トランプ米大統領との関係悪化が事業にマイナスになるとの懸念が広がった。
終値は前営業日比6.8%安の293.94ドル。終値が300ドルを割り込んだのは、マスク氏がトランプ氏肝煎りの大型減税関連法を非難し、両氏の関係が決裂した6月初旬以来約1カ月ぶり。マスク氏はいったん矛を収め、株価も持ち直していた。