2025年7月7日、SNSでは多くの漫画家・イラストレーターが七夕に関するイラストなどが投稿されるなか、『ソラニン』や『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』などで知られる漫画家・浅野いにおの投稿が話題となっている。
参考:【画像】浅野いにおが七夕に投稿した『おやすみプンプン』愛子ちゃんイラスト
現在「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で『MUJINA INTO THE DEEP』を連載中の浅野がこのたび投稿したは、2013年まで連載された漫画『おやすみプンプン』(小学館)の登場人物・田中愛子のイラストであり、Xでは6万以上のいいねを記録した。
主人公・プンプンと、プンプンが小学生のときに出会った愛子の関係が描かれる本作。詳細を記すことは控えるが、本作の終盤では七夕に合わせ愛子が短冊に願い事を書く。
「…もしあたし達が離れ離れになったとしても…/七夕の日はお互いの事を思い出そうね…」。そんな愛子の台詞を背景に、SNSでは毎年、七夕を迎えると本作に関する投稿を目にすることができる。
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浅野は、2025年の七夕にあわせて作中に登場した短冊の画像も投稿。投稿には、読者から実際に短冊として使用した様子の写真、作中のワンシーンを再現した写真などが寄せられた。
またヴィレッジヴァンガードの各店舗のSNSでは『おやすみプンプン』の単行本が置かれた本棚やお手製のポップを映した写真が投稿されている。SNSのみならず各地で本作に関する盛り上がりが見受けられた。
ちなみに2023年には連載終了から10回目の七夕を迎えたことから、7月7日の1日限定で本作の全話無料キャンペーンが小学館のweb漫画サイト「ビッコミ」で開催された。(※多大な反響もあり「ビッコミ」サーバーがダウン。急遽7月9日まで3日間のキャンペーンとなった。)
完結から12回目の七夕を迎えた『おやすみプンプン』。愛子ちゃんの願いは、今年も多くの読者の胸を焦がしている。
(文=加藤かづき)
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