マンチェスター・ユナイテッドU残留の可能性が高いオナナ[写真]=Getty Images マンチェスター・ユナイテッドに所属するカメルーン代表GKアンドレ・オナナは今夏、同クラブ残留の公算が高まっているようだ。7日、イギリス『デイリーメール』が報じている。
マンチェスター・ユナイテッドは今夏の移籍市場で、ウルブスからブラジル代表FWマテウス・クーニャとパラグアイからDFディエゴ・レオン補強。さらにブレントフォードのカメルーン代表FWブライアン・ムベウモの獲得に迫っている。一方、イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード、アルゼンチン代表代表FWアレハンドロ・ガルナチョ、ブラジル代表FWアントニー、イングランド人FWジェイドン・サンチョ、オランダ代表DFタイレル・マラシアらは退団候補となっており、これらの選手を放出することで新たな選手獲得の資金を捻出したい考えだ。
GKの補強に関しては、アストン・ヴィラに所属するアルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスの名前が挙がっているものの、マンチェスター・ユナイテッドが今夏、GKの獲得に動く可能性は低いと報じられている。報道によると、ルベン・アモリム監督は、ストライカー、セントラルミッドフィルダー、センターバックの補強を優先しているとのこと。
オナナに対してはリーグ・アンのモナコやサウジ・プロフェッショナルリーグのネオムSCが関心を示していることが報じられたが、マンチェスター・ユナイテッドは同選手の移籍金として3000万ポンド(約59億円)の値札をつけており、現時点ではマンチェスター・ユナイテッド残留の可能性が高まっているようだ。また、選手本人もクラブ残留を希望しており、マンチェスター・ユナイテッドの正守護神の座を守ることに意欲を見せているという。
現在29歳のオナナは、バルセロナの下部組織出身で2015年2月にアヤックスに完全移籍を果たした。その後インテルへの移籍を経て、マンチェスター・ユナイテッドに2023年夏に加入。同クラブでは、ここまで公式戦通算101試合に出場している。