
キャンプや川遊び、海水浴などの際、汚れた衣類の扱いに困ったことはありませんか。放置する時間が長くなってしまうと、においや衛生面が気になり、早く洗いたくなりますよね。そんなときに役立つのが、ダイソーの「ウォッシュバッグ」です。
ここでは、このウォッシュバッグを実際に使って洗濯をしてみた使い心地をレビューします。
●ウォッシュバッグのサイズや仕様 保管にも便利
ダイソーのウォッシュバッグは、簡易的な洗濯アイテムです。レジャーシーンや災害時など、洗濯機が使えないときに役立ちます。素材はナイロンとポリウレタンです。サイズは約38.7(幅)×46.5(長さ)×1.85(厚み)cmで、容量は約3L。Tシャツ1枚に対して水1.5Lを目安に入れ、洗濯をします。
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本体上部には洗濯物や水を入れる開口部があり、下部には水を抜くためのバルブが付いています。バルブを閉めると水は漏れません。くるくると丸めると細くなるため、保管もしやすくなります。
●ウォッシュバッグの使い方や注意点
ウォッシュバッグの使い方はとても簡単です。まず、バルブがしっかりと閉まっていることを確認してから、ある程度汚れを払っておいた洗濯物と水をウォッシュバッグの中に入れます。洗剤が必要な場合は、このとき適量を入れましょう。
上部のベルトを3回ほど折り返して開口部を閉じ、バックルを留めます。そうすると持ち手のようになり、ハンドバッグのような形になります。
ウォッシュバッグの上部と下部を持って上下に振ると、洗濯機の「洗い」のようになり、汚れが落ちる仕組みです。
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その後はバルブを緩めて水を流します。洗剤を入れた場合は、泡が出なくなるまで水を入れてすすぎを繰り返します。洗剤の量が多すぎると、すすぎの作業が長くかかってしまうので、注意しましょう。
●Tシャツを洗ってみて分かったこと
実際にTシャツを1枚洗ってみました。ウォッシュバッグにTシャツと水を入れる際、どのくらい水を入れればよいか分かりにくいのが難点だと思いました。
Tシャツ1枚に対して水は約1.5Lが目安ですが、その量を示す目印がありません。そのため、おおよその見当で水を入れることになります。
そして、水とTシャツを入れたウォッシュバッグを上下に振りますが、これが想像以上に大変でした。水だけでも1.5kgほどの重さになるため、何度も動かすと腕が疲れてしまいます。体力的に大変なので、キャンプなどで複数の人がいる場合は、交代で行うと良いでしょう。
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●脱水しても水気が残ってしまう
洗った後はバルブを緩めて水を抜きます。水はスムーズに流れ出ていきます。中の洗濯物は、洗濯機の脱水機能を使ったときのように、水が滴り落ちない状態にまで脱水することはできません。
ウォッシュバッグの中の水を抜いてから、洗濯物を押すようにしてさらに水を押し出そうと試みましたが、衣類に含まれた水を完全に押し出すのは困難です。このまま干しても完全に乾くのには時間がかかりそうです。
速乾性のあるTシャツであれば良いですが、綿素材のような乾きにくいTシャツは乾くまでに相当な時間がかかるでしょう。早く乾かしたい場合は、衣類の素材にも注意したいところです。
ダイソーのウォッシュバッグは、550円(税込み)です。災害時の洗濯や、アウトドアで汚してしまった衣類の取り急ぎの洗濯として汚れを落とす場合に活躍しそうです。一度に洗える枚数も多くないため、あくまで簡易的なもの、緊急時に使うものと考えると良いかと思います。
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