lotスマートホームデバイスの「Aqara」、屋内外で利用可能な「スマートカメラG100」をAmazonにて先行発売 中国のLumi United Technologyは7月10日に、lotスマートホームデバイスブランド「Aqara」から、屋内外で利用可能な高画質・高性能スマートカメラ「スマートカメラG100」をAmazon.co.jpにて先行発売した。カラーは、ブラック、ホワイトの2色。価格は5480円。
その他の画像はこちら ●Appleの「HomeKit Secure Video」に完全対応
「スマートカメラG100」は、米Appleの「HomeKit Secure Video」に完全対応し、通話やAI認識(荷物・顔など)を「Apple Home Hub」上でローカル処理できる。iCloudを契約している場合は、追加費用なしで録画データのクラウド保存が可能なほか、「Apple TV」との連携にも対応している。
さらに、Home Assistant、Frigate、Blue Irisといったソフトウェアへ映像をリアルタイムで配信できるほか、Google Home、Amazon Alexa、SmartThings対応のスマートディスプレーへの映像ストリーミングにも対応しており、他のスマートホーム製品と幅広く連携することで、スマートホーム拡張が容易になる。
本体に2K(解像度2048×1080)のセンサーを搭載し、ナンバープレートや人物の顔を細部まで高精細に映し出せる。また、対角140°の広角レンズによって、設置台数を抑えつつ死角の少ない広範囲な監視を実現する。明るさf/1.8の大口径レンズなので、暗所や夜間でも明るく鮮明な映像の撮影が可能で、夜間撮影では2種類のナイトビジョンモードで不審者の威嚇や映像品質の向上を同時に実現し、24時間体制の安心監視をサポートする。
本体はIP65準拠の防塵・防水性能を備えているため、雨風やホコリといった厳しい屋外環境にも耐え、玄関先や駐車場、屋内のリビングルームなど場所を選ばず設置できる。
記録メディアは最大512GBのmicroSDカードに対応し、記録した映像のNAS(SMB対応)への自動バックアップにも対応している。また、撮影した映像を約15秒に短縮してまとめる「タイムラプス機能」も搭載するほか、エンドツーエンド暗号化でプライバシーをしっかり守りつつ、権限を持つ人だけが録画データにアクセス可能となる独自のクラウドサービス「HomeGuardian」にも対応する。
対応無線通信は、2.4GHz帯のWi-Fi 6およびBluetoothで、無線LANの暗号化では最新のセキュリティー規格であるWPA3をサポートしている。
さらに、本体に搭載されたローカルAIによる人体検知機能で、人を検知した場合のみユーザーに通知を送信できるので、動物や風などによる誤通知を抑えられ不要なアラートによるストレスも減らせる。また、クラウドAIによるペット、車両、荷物、顔の検知にも対応し、より多様なシーンでのスマートな監視を可能にしている。
そのほか、「Aqara Home」アプリと連携することで、指定範囲を非表示にできる「プライバシーマスキング」機能、通話時の「音声変換」機能、イベント発生時に映像を自動記録する「統合イベント機能」、本体の初期化を無効化してアプリからのみ解除が可能になる「紛失モード」といった機能も利用できるようになる。