



久しぶりに……しかも突然、実家にやってきた私に両親は驚いていましたが「夫婦喧嘩で……」と話すとそれ以上聞くことはなく、快く迎え入れてくれたので安心しました。
両親としては「家を飛び出して実家に逃げ込むほどのことがあったんだろう」と推測したのでしょう。数日間、私は実家で穏やかに過ごしました。両親もとくに何も聞かず、私が落ち着くまで声をかけずにいてくれているようでした。



実家に逃げ込んでから、10日ほど経ったとき、両親もだんだん不審に思い始めたようでした。「一体何があったっていうの? 実家に帰ってきたっていうことは、相当なことがあったんでしょう? お母さんに話してごらんなさい」仕方なく私は実家に来た経緯を話しました。すると……母の顔に明らかに呆れと失望の色が浮かび、しぶしぶ帰ることになりました。


久しぶりの実家はやっぱり最高! ご飯は出てくるし、ゲームは文句も言われずやり放題。ススムがいない平和な日々を満喫していたのですが、10日後、さすがに両親が怪しむようになりました。
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反省したので、ちょっと不安になりつつも帰宅することにしました。
【第4話】へ続く。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・林檎りん 編集・石井弥沙
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