リヴァプールの背番号「20」が永久欠番に [写真]=Getty Images リヴァプールは11日、元ポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタ氏が着用していた背番号「20」を永久欠番にすることをクラブ公式サイトで発表した。
ジョッタ氏は現地時間3日未明、スペインで交通事故に遭い、同乗していた弟のアンドレ・シウヴァ氏とともに他界。リヴァプールはジョッタ氏と結婚したばかりの妻ルーテ・カルドーソさん、および家族と協議した結果、リヴァプール・ウィメンズとアカデミーを含む全カテゴリーにおいて、ジョッタ氏を偲んで背番号「20」を永久欠番にすることを決めた。
クラブ史上初の永久欠番。リヴァプールはその意図について声明の中で「この5年間、レッズのピッチ上での成功に計り知れない貢献を果たしただけでなく、彼がチームメイトや同僚、サポーターに与えた個人的な影響、そして彼らと築いた永遠の絆を称えたものです」と説明している。
「ジョッタ氏がチームメイト、同僚、そしてサポーターにとってどんな存在であったのか、そしてこれからもどんな存在であり続けるのかは、彼と弟のアンドレがこの世を去ってから続いた賛辞を見れば明らかです。彼は傑出したサッカー選手であるだけでなく、傑出した人間でもありました」
「彼が旅立ったショックと悲しみは、この先もずっと続くでしょう。クラブは、ルーテさんと3人の子供たち、両親、そしてルーテとアンドレの家族、友人たちに寄り添い、愛を送ります」