



私は新幹線の中で、ススムに送るメッセージを考えていました。新幹線で片道3時間。時間はたっぷりあります。素直に「ごめんね」と言えばいいのでしょうが、おかしな意地が邪魔をします。スマホの画面を見つめて、メッセージを打っては消し、打っては消しを繰り返します。いや、やっぱり素直に謝ろう。私が悪かったんだから!



家に帰ってススムと久しぶりの再会です。私たち2人で気まずそうに顔を見合わせました。
「もう少し冷静になるべきだった。ゲームぐらいで実家に帰るなんて、本当にやりすぎだったよね。お母さんに怒られちゃったよ」なんて、お互いに反省を述べながらこれからはゲームで喧嘩なんてするのはやめようと話し合いました。


意地を張らず、ススムに素直に謝ることにしました。「今から帰る」とLINEを送ると、すぐに既読になりました。きっと待っていてくれたのでしょう。
家に着くと、ススムは気まずそうに私を迎え入れ、私たちはお互い謝り合いました。母の言う通り、ヒヨリを見習わないといけませんね。
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ゲームって、本来はこうやって楽しむものですよね。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・林檎りん 編集・石井弥沙