
引っ越しの梱包や修繕は「プチプラアイテム」におまかせ!
荷物の梱包、部屋の掃除、不動産や引っ越し業者の契約と莫大な費用……。「引っ越し」はとにかく大変ですよね。筆者も今年の春、家族4人の引っ越しを経験しました。そこで実際に役立った100均やAmazonで購入した「プチプラアイテム」をご紹介します。荷造り&荷解きしやすい梱包アイテム
引っ越しで大変な作業の1つが荷造りと荷解き。なるべくリーズナブルに済ますために、できるだけ100均アイテムを活用したいところです。
カッターや養生テープ、ひもは家に1つはあると思いますが、引っ越し作業中に紛失することが多いので、余分に準備しておくと作業がスムーズです。

本の整理や荷造りに役立つのが、麻ひもやビニールひもを縛るダイソーのアイテム「くるくるひもしばり」。くるくる回すとひもが固く巻かれてギュッと結束するので、持ち運びがラクになります。

段ボールに入らない大きな荷物の梱包に役立つのが、こちらのアイテム。ラップのように巻いて固定するハンディラップや、布団や人形などを入れる収納バッグ、簡単に束ねられるゴムのベルトなど、ダイソーにはさまざまな便利アイテムがありました(布団収納バッグ220円、その他110円)。
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布団は圧縮袋に入れてコンパクトにするのもよいのですが、引っ越し当日は時間がないので難しい場合もあります。持ち手付きの袋を用意すると、引っ越し後も使えて便利です。
クロス壁の欠けや破れに
転居先や入居先で気になるのが、クロスの破れや汚れ。プロにお願いしないと修繕は難しい場合もありますが、小さな箇所であれば自分で直すこともできます(賃貸の場合は、契約内容などをご確認ください)。
筆者の家で大活躍したのが、日本ミラコン産業の「クロス型取りなおし3点セット」。1000円以下で購入できて、小さな修繕であれば何回も使えるのでリーズナブルです。

まずはA剤とB剤、同量混ぜたものをクロスの傷がない部分に押し付けます。そのまま放置して固まったら、クロス模様の「型」のできあがり。
次にパテ剤をクロスの破れの部分に少量貼り付け、上からさきほど作った「型」を押し付けるだけ。白いクロスであれば、パッと見た感じでは分からないくらいに修繕できます。
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クレンザーでコンロやシンクをピカピカに

退去時や新居で気になるのは水まわりの汚れ。これにはダイソーで手に入る「多目的クレンザー」がコンロやシンク、蛇口まわりの汚れに使えて便利です。
ただし研磨剤が入っているので、目立たない部分で試してから使ってくださいね。

布やスポンジにクレンザーを付けて汚れをこすり、乾ききる前に拭き取ったら、柔らかい布で磨いていきます。汚れてしまったIHのトッププレートや魚焼き器など、落としづらい場所でも活躍してくれますよ。

鏡にこびりついた頑固な水垢に

こちらは浴室や洗面の鏡に使うダイソーの「ダイヤモンドウロコとり」。なかなか落ちないしつこい鏡のうろこには、このアイテムが役立ちます。
こちらも目立たない部分で試してから、使ってみてくださいね。
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どうやっても取れない水垢も、やさしく研磨すると取れる場合があります。退去する部屋も入居する部屋も、水まわりはキレイにしたいですね。
今回ご紹介したアイテムは「引っ越し」はもちろん、日常でも使えるものばかりなので、収納や掃除のお助けアイテムとして試してみてくださいね。
(文:鴨西 玲佳(プチプラ・100均インテリア ガイド))