ディープインパクト(撮影:下野雄規) 13日、函館競馬場で行われた巴賞(3歳上・オープン・芝1800m)で、藤岡佑介騎手騎乗の2番人気ケイアイセナ(牡6、栗東・平田修厩舎)が第1着となり、ディープインパクト産駒のJRA通算勝利数が2800勝となった。これは、JRA史上初の記録となる。
ディープインパクトは父サンデーサイレンス、母ウインドインハーヘア、その父Alzaoという血統。全兄にキタサンブラックなどの父として知られるブラックタイドがいる。現役時代は無敗のクラシック3冠制覇を含むGI・7勝を挙げ、その圧倒的なレースぶりから日本競馬史上最強とも謳われた。
種牡馬入りしてからもその活躍は留まるところを知らず、12年から22年まで11年連続リーディングサイアーに輝き、史上初となる父子無敗3冠を達成したコントレイルや、牝馬3冠を含むGI・7勝のジェンティルドンナなど数多の活躍馬を輩出。日本だけでなく、イギリス、フランス、アイルランドのダービー馬も送り出した。
最終世代は20年生まれの現5歳。23年10月には産駒のJRA通算勝利数が2750勝に到達し、サンデーサイレンス産駒の2749勝を超えて歴代単独1位となっていた。
(JRAのホームページより)