阪神は14日、新外国人投手として、今季メッツ3Aのグラント・ハートウィグ投手(27)と契約締結したと発表した。背番号「82」。
ハートウィグは球団を通じて、以下のようにコメントした。
「このタイガースという球団でプレーする機会を得られた事にとても感謝し、うれしく思います。NPBでプレーする事に関しては良い情報ばかりで、フィールド内外で日本の文化を体験できることに興奮しています。球場の雰囲気とタイガースファンの情熱は素晴らしく、私もその一員になれたことは大変光栄です。チームの勝利と優勝に向けて、自分の出来る限りのパフォーマンスで貢献したいと思います。GO TIGERS!!」
ハートウィグは、マイナーでは通算163回で208三振を奪うなど、奪三振力も魅力の右腕。スリークオーター気味のリリースポイントから、ムービングボールに近い直球系を投げ込み、130キロ台のキレ味鋭いスライダーを武器にする。
23年にメッツの救援投手として28試合に登板し、5勝2敗2ホールドで防御率4・84。昨季もメッツで4試合に登板し、今季はメッツ傘下3Aのシラキュースに所属。21試合登板で2勝3敗2セーブ1ホールド、防御率3・42の成績を残している。
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阪神は現在、四国IL高知のラファエル・ドリス投手(37)の獲得にも動いている。どちらもリリーフとして活躍してきた右腕。阪神は現在2位と今季最大9・5ゲーム差の首位を独走中だが、勝負の終盤戦へ新たなピースが加わる。
◆グラント・ハートウィグ 1997年12月18日生まれ、米国ミシガン州デトロイト出身。マイアミ大を経て、21年にメッツと契約。23年シーズン中にメジャー初昇格。メジャー通算32試合42回登板で5勝2敗2ホールド、防御率5・14。マイナー通算130試合登板で16勝10敗24セーブ14ホールド、防御率3・42。196センチ、107キロ。右投げ右打ち。
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