
お金の貸し借りで長年の友人関係が壊れることもある。投稿を寄せた香川県の40代男性は、10年以上の付き合いがある年下の友人との関係が自然消滅してしまった出来事を振り返った。
「10万円を貸して返ってこないというか、連絡がなくなってしまった」
友人は、男性の結婚式で「写真を沢山撮ってくれてアルバムにいれてプレゼント」してくれるほどの関係性だった。(文:長田コウ)
「向こうから謝って来るまで連絡は取らないことにしています」
ある日、友人から「お金を貸して欲しい」と相談があり、金額を聞くと「10万円」と言われた。男性は悩んだものの、これまでの関係を信じて貸すことにした。
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「古い付き合いで、その年下の友達のお姉さんの結婚式にも僕は出席してるし、貸してあげました」
封筒に10万円を入れて渡すと、友人は「もう5万円ムリ?」と追い打ちをかけてきたのだ。それには、さすがの男性も断ると「迷惑かけてごめん」と謝ってきたそう。その上、「翌月の給料日には払うから」と言って帰っていった。しかし、返済されることはなかった。
「翌月の給料日に僕の所に来ましたが『引き出したお金を入れた財布を落としてしまって返済が出来ない』と言ってきました」
「さすがにありえない」と思った男性だが、「来月まで待ってやる」と期限を先延ばしにした。すると、その日を境に電話もかかってこなくなってしまった。請求したい気持ちもありつつ、葛藤しているようだ。
男性の職場は30年以上変わっておらず、友人はその場所を知っているはずだ。返済する気があるならいつでも来られる状況にもかかわらず、連絡はないままだという。男性は「僕も意地があるので向こうから謝って来るまで連絡は取らないことにしてる」と複雑な胸の内を明かしている。
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未だ連絡はないようで、「たった10万円で友情が壊れるとは思ってもみなかった」と本音をこぼしている。
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