ローソンは7月14日、冷凍おにぎりの取り扱いを7月15日から全店の約7割に当たる約9800店舗に拡大すると発表した。
冷凍おにぎりは2023年に実験販売を開始し、現在は関東を中心に約1700店舗で展開している。今回、工場の製造ラインを拡張して増産体制を整えたことで、関東、東海、北陸、近畿、中国、四国エリアに拡大する。
これまで展開してきた店舗では、通常のおにぎりと同様に総菜やデザート、ベーカリーとの買い合わせが多く、昼食としてすぐに食べる目的で購入される傾向があったという。利用客からは「通常のおにぎりとほぼ変わらない味わい」「冷凍庫にストックでき、好きな時に食べられるのがうれしい」といった声が寄せられている。
販売するのは、工場で製造後に冷凍した「焼さけおにぎり」(279円)、「鶏五目おにぎり」(157円)、「胡麻さけおにぎり」(140円)、「わかめごはんおにぎり」(140円)の4品。
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冷凍おにぎりは作り置きが可能なため、製造コストを削減でき、通常のおにぎりと比べて価格を1〜2割抑えられるという。賞味期限は約1年と長く、食品ロスの削減にもつなげる狙いだ。
また、通常のおにぎりが1日2回配送されるのに対し、冷凍おにぎりは1日1回で済むため、物流効率の改善やCO2排出量削減にも寄与するとしている。
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