小倉記念の勝ち時計ランキング 1位は武豊騎手が見せた3馬身差の圧勝劇

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2025年07月14日 19:00  netkeiba

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18年の小倉記念を制したトリオンフ(c)netkeiba
 7月20日(日)に小倉競馬場で行われる小倉記念(3歳上・GIII・芝2000m)。“ナツコク”を締めくくる一戦には、新潟大賞典3着のハピ、函館記念で穴馬券を提供したマイネルメモリー、むらさき賞を制したメリオーレムなど18頭がエントリーしている。本稿では同レースの開催にあたり、小倉競馬場で開催された歴代勝ち時計をランキング形式で紹介する。

■5位 1分57秒4 2022年 マリアエレーナ

 22年は愛知杯、マーメイドSで2着と牝馬限定重賞で実績を積み、重賞初制覇を狙って小倉記念には2番人気で出走した。1枠2番の好枠を生かして道中は内に潜り込み、4、5番手の位置取りからじっくり。3、4コーナーの中間で松山弘平騎手がゴーサインを出すと、すごい弾けっぷりで、あっという間に先頭へ。直線に入ってもその末脚は衰えることなく、後続に5馬身差を付ける圧勝劇で、ファンにインパクトを残した。

■3位タイ 1分57秒3 2011年 イタリアンレッド

 4歳夏から3連勝でOP入り。昇級初戦となった10年アンドロメダSは10着に大敗したが、同年暮れの愛知杯から牝馬限定重賞で3戦連続の掲示板確保。そして、11年の七夕賞で待望のタイトルをつかみ、重賞連勝を狙って小倉記念に参戦した。道中は中団から運び、勝負どころからねじ伏せるように大外マクリ。激戦となった2番手以下の争いを後目に白星を飾った。同馬はその後、ひと息入れて秋に府中牝馬Sも制した。

■3位タイ 1分57秒3 2012年 エクスペディション

 OP昇級初戦の中日新聞杯は4着、続く年明けの中山金杯は5着と健闘を見せたが、小倉大賞典と七夕賞では着を落とす。それでも果敢に小倉記念にチャレンジし、3番人気でレースを迎える。道中は1000m通過が59.0秒のラップを中団で構え、3、4コーナーの勝負どころから外を通ってじわっと進出。直線は残り200mでエンジンがかかると、鋭い末脚を見せて一気に突き抜け、2馬身半差を付けて初タイトルをつかんだ。

■2位 1分57秒1 2013年 メイショウナルト

 500万下を突破後は6戦連続着外だったが、13年5月にひさびさの白星を飾ると復調。1000万下はわずか1戦で勝ち上がり、続く準OPでも2着とまずまず。小倉記念では格上挑戦ながら、53kgの軽ハンデも買われ、3番人気に推された。レース途中は中団で脚を溜めていたが、内からスルスルと進出して先頭へ。直線では重賞馬マイネルラクリマ、のちにGIホースとなるラブリーデイの追撃を封じ、初タイトルを手にした。

■1位 1分56秒9 2018年 トリオンフ

 17年秋から1000万下、1600万下、小倉大賞典まで3連勝。以降も大阪杯8着、新潟大賞典4着、鳴尾記念2着と安定した成績を残し、小倉記念には武豊騎手との新コンビで出走した。8枠11番から好スタートを切ったが無理をせず、マウントゴールドを先に行かせて道中2番手。4コーナーを前に押さえきれない手応えで先頭に並びかけると、直線では楽に3馬身差を付ける圧勝劇を見せた。1番人気に応え、重賞2勝目を飾った。

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