辻次夕日郎「スノウボールアース」2026年にTVアニメ化、制作はスタジオKAI

辻次夕日郎「スノウボールアース」が、スタジオKAI制作でTVアニメ化。2026年に日本テレビ系で放送される。

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「スノウボールアース」は、人見知りの主人公・流鏑馬鉄男（やぶさめてつお）と、彼の唯一の友達である巨大ロボットのユキオの物語から始まる近未来SFサバイバル。鉄男とユキオは、宇宙から襲来する銀河怪獣を迎え討つ“救世主”だった。人類の存亡をかけた最終決戦を終え、10年後に地球に帰還した鉄男が目にしたのは雪と氷に覆われた凍結地球（スノウボールアース）。変わり果てた景色の中、ユキオとの約束を胸に、鉄男は未知の世界を歩き始める。2021年3月より月刊！スピリッツ（小学館）にて連載中で、7月30日発売の単行本最新9巻までのシリーズ累計発行部数は67万部を突破している。

併せてスタッフ、“スーパーティザービジュアル”を公開。監督は「ONE PIECE FILM STRONG WORLD」や「ゾンビランドサガ」シリーズで知られる境宗久が務める。また副監督を「アイドルマスター シャイニーカラーズ 2nd season」の岩田健志、シリーズ構成を「ゾンビランドサガ」の村越繁、キャラクターデザイン・総作画監督を「姫様“拷問”の時間です」の河野敏弥が担当する。河野が描き下ろしたティザービジュアルには、鉄男の目が大きく捉えられた。またその瞳の中にはスノウボールアースの世界が映し出されている。

これらの発表に伴い、辻次からはコメントと描き下ろしイラスト、境監督らスタッフからはコメントが到着。石井玄、麒麟・川島明、佐久間宣行、吉田尚記からも推薦コメントが寄せられた。また原作の単行本帯に寄稿されたONE、ゆうきまさみ、中島かずき、藤田和日郎、柴田ヨクサルのコメントも再掲している。

■ 辻次夕日郎コメント
境監督、岩田副監督をはじめとした関係者の皆様…今まで私が夢中になって観たアニメを作り、送り出してきた方々です。そんな大勢のプロの手によって今まさにアニメ「スノウボールアース」が生まれています。とても熱く大切に扱っていただき、漫画をお預けした身として、またいちファンとして日々光栄＆感謝の極みです！ 読者の皆様と、そして新しくご覧になる皆様と共に鉄男とユキオの冒険を観られる日を心より楽しみにしています！

■ 境宗久（監督）コメント
動き出す物語が好きです。絶望の中にあっても動き出す人。動き出す運命。
「スノウボールアース」がワクワクするのは、そんなふうに動き出して抗うキャラクターたちがカッコいいからだと思います。
主人公・流鏑馬鉄男もまた、自らの殻を破ろうと動き出し、熱い物語が動き出します。ぜひ楽しみにしていてください！

■ 岩田健志（副監督）コメント
人と向き合うって、やっぱり簡単じゃない。
この物語が動き出すたびに、現場にも熱が入っていきました。
過酷な環境でも前に進む人々に、何度も心を動かされました。
「スノウボールアース」、とても大切な作品になりました。
ぜひ、ご覧ください。

■ 村越繁（シリーズ構成）コメント
救世主と呼ばれながらも居場所を求めて悩み続ける鉄男と、公私ともに（？）それを支え続けるロボットのユキオ──。
二人の友情と、過酷な戦いの中で希望を探し続けるその生き様に、きっと誰もが目を離せなくなるはずです。
極寒の舞台でなお熱く、残酷で、時折クスッと笑える物語をぜひ体験してください……！

■ 河野敏弥（キャラクターデザイン・総作画監督）コメント
初めて読んだとき、「こんなスケールの作品があったのか…！」と衝撃を受けました。
キャラクターデザインについては雪に覆われた地球という極限の世界で生きるキャラクターたちの感情や強さが表現できるように目指しました。そんなキャラクター達が躍動するスノウボールアース!! お楽しみに!!

■ 石井玄コメント
あの巨大ロボと銀河怪獣の戦闘シーンがアニメで見られるなんて!?
漫画でも最高なのに、アニメになったらどうなるか楽しみで仕方ありません！
辻次先生、アニメ化おめでとうございます！そして、大ファンの私もおめでとうございます！

■ 麒麟・川島明コメント
凍結された地球に芽生えたのは、雪をも溶かす熱い友情。
こっちの「スノウマン」も大ブレイク必至！

■ 佐久間宣行コメント
怪獣にロボに人間ドラマに大冒険…色々欲張って、なのにど真ん中の面白さがちゃんとあるのに
いつも驚く作品です。あれが全部動くのか！ ワクワクが止まりません！

■ 吉田尚記コメント
「全ての悩みは人間関係の悩みである」と言った心理学者がいたけど、
地球が滅亡しそうでロボで怪獣と戦ってるからって、その悩みがなくなっちゃったら、ウソだよね！
ヒーローも、人間関係を救うために、地球を救う！

■ ONEコメント（3巻帯コメントより）
過酷すぎるサバイバル、崖っぷちの戦い、その中にヒトの体温を感じる。
極寒と激アツを帯び疾走する展開、先が気になります…。

■ ゆうきまさみコメント（4巻帯コメントより）
降りそそぐ悪意を打ち払うはなけなしの知恵と勇気！
ユキオ＆鉄男コンビの健気さに泣くぞ!!

■ 中島かずきコメント（5巻帯コメントより）
これはもうただのロボットマンガじゃない。
生存にして共存にして実存。
生き抜き、支え合い、自分であることを誇る。
まさしく、今の若い世代でなければ描けない物語だ。早く続きを！

■ 藤田和日郎コメント（6巻帯コメントより）
間にあう主人公が好きだ！
見ろよ鉄男とユキオは間にあうぜ!!
久しぶりに会った！戦うでかくて安心できるヤツ！うれしいなァ!!

■ 柴田ヨクサルコメント（7巻帯コメントより）
僕の大好物!! 脇キャラ熱すぎ!!! 主役（ヒーロー）が周りの全員に気を使いすぎ!! 優しすぎ!!
そして圧倒的に1番熱い!!!! 主役（ヒーロー）は鉄男とユキオ、
これは人間とロボットの、ほとんど愛しあうほどの
『友情』の物語!!! 久々に泣いた!!

■ TVアニメ「スノウボールアース」
日本テレビ系：2026年放送開始

□ スタッフ
原作 ：辻次夕日郎（小学館『月刊！スピリッツ』連載中）
監督 ：境宗久
副監督：岩田健志
シリーズ構成：村越繁
キャラクターデザイン・総作画監督：河野敏弥
アニメーション制作：スタジオKAI

(c)辻次夕日郎／小学館／「スノウボールアース」製作委員会