
夏の定番の飲み物「麦茶」。つくる際に思わぬ注意点があります。おいしく麦茶をつくるには?
【写真を見る】完成スピード40倍! 3分で麦茶が作れる“爆速レシピ”
熱中症対策に夏の定番「麦茶」井上貴博キャスター:
連日、厳しい暑さが続き、こまめな水分補給が欠かせない時期となりました。
水分補給に適した飲み物について、栄養管理士の渥美まゆ美さんに聞いたところ、健康な人は塩分の多い「経口補水液」や糖分の多い「スポーツドリンク」ではなく、ミネラルを多く含んだ麦茶やルイボスティ―がおすすめだということです。
節約のために家で麦茶を作る方も多いと思います。節約アドバイザーの丸山晴美さんの試算によると、“購入した麦茶”と“手作り麦茶”の価格を年間で比較するとかなり大きな金額の違いになることがわかります。
<ペットボトル麦茶>
・500ml 約150円×2本
・年間約10万9500円
<手作り麦茶>
・1リットル 約8円(麦茶パック・水道代・ガス代)
・年間約2920円
井上キャスター:
家庭での一般的な麦茶の作り方には大きく分けて『水出し』と『煮出し』があります。SNSではそれぞれの作り方について様々な意見があるようです。
【麦茶の作り方 あたなはどちら?】
<水出し派>
「水出しがラク。冷茶ポット2つで回している」
「朝、冷蔵庫を開けると麦茶が出来上がっている…楽チンです」
<煮出し派>
「煮出した味の麦茶が一番好き」
「カルキ臭さも抜けて香ばしくて美味しい」
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TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
私は「水出し派」です。煮出すのは一旦熱くするので面倒になってしまいました。
高柳光希キャスター:
実家では煮出して作っていて、その味に慣れているので私は「煮出し派」です。
出水麻衣キャスター:
煮出すとミネラル成分がギュッと出ているのかなと感じるので…
井上キャスター:
伊藤園に聞いたところ「味はほぼ変わりませんので、どちらもオススメです。麦茶本来の香ばしい香りがすこし強いのは煮出しの方です」ということでした。
麦茶を作る上での注意点を栄養管理士の渥美まゆ美さんに聞いたところ「水出しで作る場合は容器をしっかり洗い、乾かして衛生的に。煮だす時はとにかく早く冷ます」「麦茶の主な原料は大麦で、炭水化物が多く、雑菌が増えやすい。特に煮出した後の麦茶は30℃前後が危険」ということです。
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さらに詳しく聞きました。
【麦茶における注意するべきポイント】
・常温で放置:冷めて常温になったらすぐ冷蔵庫に
・麦茶パック入れっぱなし:傷みやすくなるので きれいな箸などで取り除く
・口をつけて飲む「水筒」:雑菌が繁殖する可能性があるので、その日のうちに飲み切る
「いざという時にお茶がない」という思いをした方がいると思います。伊藤園ではSNSに「長年、裏ワザをご案内せず申し訳ありませんでした」と、完成スピード40倍の爆速レシピを公開しています。
【3分で作れる爆速麦茶】
1.マグカップにティーバッグ1包、水200ml
(「はと麦茶」「黒豆茶」「香り薫るむぎ茶国産プレミアム」は2包)
2.ティーバッグをしっかり水に浸らせる
3.レンジ 500wで2分30秒温める
(ラップやフタは不要・ヤケドに注意・耐熱性のある容器を使用)
4.1リットル以上のピッチャーにマグカップの中身を入れて20秒シャカシャカ振る
5.水800ml入れてティーバッグを取り出す
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