米関税に懸念相次ぐ=G20財務相、初日の討議終了
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2025年07月18日 07:04 時事通信社

南アフリカ東部のダーバン近郊で開かれている20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は現地時間17日、初日の討議を終えた。関係者によると、会議ではトランプ米政権の高関税政策が世界経済に与える影響について各国から懸念の声が相次いだ。
加藤勝信財務相は討議終了後、記者団の取材に応じ、会議で「米国の関税措置がもたらす不確実性が経済や金融市場に与える影響を懸念している」と表明したことを明らかにした。関税措置は経常収支の不均衡を解消する手段として適切でないとも指摘したという。
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