プロへの一歩を歩み始めた(左)イザーゴ・シウヴァ(写真は2024年5月のもの) [写真]=Getty Images フルミネンセに所属する元ブラジル代表DFチアゴ・シウヴァの古巣チェルシーで、息子イザーゴ・シウヴァがプロへの一歩を歩み始めたようだ。18日、チェルシーのクラブ公式サイトが伝えている。
チェルシーは2025−26シーズンに向けて16名の選手と1年目の奨学金契約を締結したことを発表。奨学金契約とはシニアサッカーを目指している選手にとって大きな節目で、17歳の誕生日を迎えると、最初のプロ契約を締結することも可能となっている。
プロサッカー選手への一歩を歩み始めた選手たちはコブハム(チェルシーの練習場)で馴染みの選手が多く、昨シーズンはU−18チームやU−21チームで活躍した選手に加え、UEFAカンファレンスリーグ(ECL)のリーグフェーズでトップチームデビューを果たした選手たちも含まれている。
その中で、2020年8月から2024年7月までチェルシーでプレーしたT・シウヴァの息子である現在16歳のイザーゴ・シウヴァも含まれていることに注目が集まっている。
T・シウヴァがチェルシーに移籍したことをきっかけに同クラブのU−13チームに加入したイザーゴ・シウヴァは、左サイドバックとセンターバックの両方をこなせる能力を持ち、戦術的に優れた万能型のディフェンダーへと成長。昨シーズンはU−16チームの主力として活躍しただけではなく、U−18チームデビューも果たし、終始インテリジェンスと落ち着きを払ったプレーを見せたことが伝えられており、父親の古巣でプロへの一歩を歩み始めたことが明らかになっている。