【バドミントン】日本勢が準決勝で全滅「力不足を痛感」決勝逃すのは11年以来/ジャパンOP

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2025年07月19日 16:22  日刊スポーツ

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バドミントンジャパンオープン 渡辺航貴対アレックス・ラニアー 男子シングルス準決勝で点を奪われる渡辺航貴(撮影・千葉一成)

<バドミントン:ジャパン・オープン(OP)>◇第5日◇19日◇東京体育館◇男子シングルス準決勝



世界ランキング21位の渡邉航貴(26=BIPROGY)が、同8位のアレックス・ラニアー(フランス)に0−2(19−21、15−21)で敗れた。


女子シングルスの山口茜、郡司莉子、同ダブルスの志田千陽、松山奈未組も準決勝で敗退したため、日本勢は16年以来7大会ぶりに優勝を逃した。決勝進出を逃すのは、11年以来12大会ぶりとなった。


渡邉は「力不足を痛感した試合だった」と受け止めた。「自分からもっと先手をとりたかった。どんどんネガティブな気持ちになってしまった」と悔しげな表情で振り返り「もっと練習から意識を高くしてやりたい」と振り絞った。


日本は昨夏のパリオリンピック(五輪)で志田、松山組、混合ダブルスの五十嵐有紗(旧姓東野)渡辺勇大組が銅メダルを獲得したが、21年東京大会に続いて1人(組)も決勝へ進めず。その後は五十嵐、渡辺組がペア解消、女子シングルスでパリ8強の大堀彩が引退し、日本代表の顔ぶれも変わりつつある。


昨年末には04年から日本代表ヘッドコーチ(HC)を務めてきた朴柱奉氏が退任。今年1月からは大堀均氏が新HCに就任し、スタッフ陣も一新された。


◆ジャパンOP 1982年(昭57)創設。世界バドミントン連盟(BWF)ワールドツアーの1つで、日本開催では最高峰の国際大会(スーパー750)。今年で42度目の開催となり、各種目32人(組)が出場する。

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