3連休の間、沖縄では台風6号の影響続く 高波と強風に注意

0

2025年07月19日 17:58  日本気象協会

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日本気象協会

写真

台風6号は南シナ海を西へ進み、次第に沖縄から遠ざかっていますが、3連休の間、沖縄では台風6号の影響が続く見込みです。21日(月・祝)にかけて風が強く、海上ではうねりを伴いしけるでしょう。また、晴れ間があっても、所々で雨が降り、先島諸島では激しく降ることもありそうです。

うねりを伴った高波に注意

画像A

19日午後3時現在、台風6号は南シナ海にあって、西よりに進んでいます。沖縄の沿岸海域ではうねりを伴い波が高くなっており、先島諸島と沖縄本島地方ではしけています。台風6号は次第に沖縄から離れる見込みですが、21日(月・祝)まで影響が続くでしょう。

21日(月・祝)にかけて予想される波の高さは、沖縄本島地方で4メートル、大東島地方で2.5メートルから3メートル、先島諸島で5メートルです。しけや波の高い状態は3連休の間、続くため、うねりを伴った高波に十分注意してください。

沖縄では強風続く

画像B

台風6号と太平洋高気圧との間で気圧の傾きの大きな状態が続くため、先島諸島ではすでに風が強く吹くようになっており、沖縄本島地方では明日20日から強くなる見込みです。いずれも21日(月・祝)にかけて、南東の強い風に注意してください。

また、沖縄本島地方では、明日20日は初め晴れますが次第に雲が多くなり、にわか雨があるでしょう。21日(月・祝)は断続的に雨が降る見込みです。先島諸島では、連休中は雨が降りやすく、明日20日は雷を伴い激しい雨の降る所もある見込みです。

波が高い時の注意点

画像C

台風の影響で波が高くなってるときに絶対にやってはいけないことは、海に近づくことです。海の様子を見に行ったり、サーフィンや釣りを楽しんだりすることは、高波にさらわれる恐れがありますので、とても危険です。

また、台風から離れていても、油断はできません。天気は穏やかなのに、台風から発生した「うねり」が届いて、急に高波が打ち寄せることもあります。波浪警報や波浪注意報が発表されている時には、むやみに海に近づかないでください。

    前日のランキングへ

    ニュース設定