足の踏み場もないような“ごみ屋敷”をプロが清掃する動画がTikTokに投稿され、記事執筆時点で35万回以上再生されるほど話題になっています。
投稿したのは、“ごみ屋敷”を掃除する様子を各種SNSで発信している、長野県にある清掃業者「片付けオンライン(@katazuke_online)」。今回の動画ではワイプ画面で同社代表の長島拓也さんが背景を解説をしながら、掃除の様子を公開しています。
依頼された部屋は、30代女性が住むワンルーム。ビニール袋に入ったごみやペットボトルの空き容器などが積み重なり、部屋を埋め尽くしています。足の踏み場が全くなく、衣食住できる環境には見えません。
長島さんによると、女性は夜勤の生活に追われる日々で、ごみ捨てのタイミングを見失ったそうです。日を重ねるごとにごみが増え、生活環境が悪化したせいかお酒に走ることに。そして転職をきっかけに、依頼して掃除してもらうことを決めたそうです。
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荒れた生活ゆえか、大量のタバコの吸い殻がビニール袋に入っています。はち切れんばかりに入っており、その袋数も数え切れないほど。また床には使い切った「ゆずぽん」の空きビンが数十本並んでいます。
まずは積み重なったごみから、できるだけ種類ごとに集めてごみ袋に入れて搬出します。ごみの量が目に見えて減り、次第にフローリングが見える箇所が増えてきたら、床に落ちた細かいごみの処理です。園芸などに適した巨大ちりとりでごみを集め、豪快にごみ袋に入れていきます。
作業後半になると、ごみに埋もれていた家具などが急に出現します。底から出てきたのは、マットレス。ごみの重さや汚れでぐちゃぐちゃになっており、元の形が想像できないほどひどい状態です。コタツも映っていますが、天板の上は物であふれかえっています。また、お酒などが入っていた重い空きビンは、大きな箱に入れて2人がかりで運び出しました。
そしてついに作業完了です! 足の踏み場もない部屋でしたが、茶色いフローリングがはっきりと確認できるほどスッキリしました。冒頭ではごみに埋もれて見えなかったコタツや座椅子などが姿を現し、日常生活を送れる状態になりました。
この動画には、「マジか…」「おぉー、すごい!」「がんばったね」「片付けを依頼できた勇気が素晴らしいね」「心機一転 良いスタートで新しい生活を過ごしておられると良いなぁ」といった声が寄せられています。
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動画提供:片付けオンライン(@katazuke_online)
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