<巨人0−4阪神>◇19日◇東京ドーム
巨人が首位阪神に延長戦の末に敗れ、自力優勝の可能性が消滅した。5番手の船迫大雅投手(28)が、延長11回に阪神佐藤輝に痛恨の決勝2ランを被弾した。
先発の山崎伊織投手(26)は粘りの投球を見せた。7回102球で4安打無失点。登板最終回の7回には1死満塁のピンチを招くも、高寺を空振り三振、さらに代打糸原をフルカウントから144キロ内角フォークで見逃し三振に仕留めた。マウンド上では渾身(こんしん)のガッツポーズを見せ「慎重になりすぎてしまったところもありましたが、最後(7回)のところは甲斐さんともしっかり意思疎通ができて、先制点を与えずに粘ることができました」とコメントした。
打線は阪神の投手陣を打ち崩すことができなかった。9回には2死二塁のチャンスをつくるも中山礼都内野手(23)が中飛。サヨナラ機を逃した。
▼87試合目で巨人の自力Vが消滅した。巨人が球宴前に自力V消滅は6月26日、76試合目の22年以来12度目。過去11度のうち7月6日、70試合目に消えた96年と7月8日、78試合目の08年は前半戦で自力Vが消滅しながら逆転優勝しているが、今季はどうなるか。
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