【巨人】阪神に敗れ自力優勝の可能性が消滅 延長11回に5番手船迫が佐藤輝に2ラン被弾

1

2025年07月19日 21:54  日刊スポーツ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

巨人対阪神 11回表阪神1死一塁、2ラン本塁打を放つ佐藤輝(撮影・井上学)

<巨人0−4阪神>◇19日◇東京ドーム



巨人が首位阪神に延長戦の末に敗れ、自力優勝の可能性が消滅した。5番手の船迫大雅投手(28)が、延長11回に阪神佐藤輝に痛恨の決勝2ランを被弾した。


先発の山崎伊織投手(26)は粘りの投球を見せた。7回102球で4安打無失点。登板最終回の7回には1死満塁のピンチを招くも、高寺を空振り三振、さらに代打糸原をフルカウントから144キロ内角フォークで見逃し三振に仕留めた。マウンド上では渾身(こんしん)のガッツポーズを見せ「慎重になりすぎてしまったところもありましたが、最後(7回)のところは甲斐さんともしっかり意思疎通ができて、先制点を与えずに粘ることができました」とコメントした。


打線は阪神の投手陣を打ち崩すことができなかった。9回には2死二塁のチャンスをつくるも中山礼都内野手(23)が中飛。サヨナラ機を逃した。


▼87試合目で巨人の自力Vが消滅した。巨人が球宴前に自力V消滅は6月26日、76試合目の22年以来12度目。過去11度のうち7月6日、70試合目に消えた96年と7月8日、78試合目の08年は前半戦で自力Vが消滅しながら逆転優勝しているが、今季はどうなるか。

ニュース設定