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<巨人0−4阪神>◇19日◇東京ドーム
阪神が「伝統の一戦」カード初戦を制し、3連敗を阻止した。2位巨人とのゲーム差は今季最大10に広がり、20日の第2戦に勝利すれば球団初となる球宴前の巨人戦勝ち越しが決定する。
0−0のまま迎えた延長11回、1死から森下が四球で出塁し、打席に立ったのは佐藤輝明内野手(26)。巨人船迫のカットボールを捉えると、右中間スタンド上段へ先制の25号2ラン。プロ5年目でキャリア最多となる記念のアーチは、打った瞬間誰もが分かる1発となった。
さらに、2死一塁で坂本誠志郎捕手(31)が左中間スタンドへダメ押しの2号2ランを放った。
試合は阪神先発の村上頌樹投手(27)、巨人先発の山崎伊織投手(26)の同学年の2人よる投手戦となった。村上は3回まで無安打無失点。リーグトップに並ぶ9勝目こそお預けとなったが、6回2安打無失点、69球の好投を見せた。
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一方の打線は、巨人山崎を前になかなか最後の1本が出ず。7回は先頭の佐藤輝が四球を選ぶと、大山が右前打で続き、犠打と申告敬遠で1死満塁の絶好機。しかし高寺が空振り三振に倒れると、代打糸原もフルカウントから見逃し三振。それでも最後に4番が勝負を決めた。
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