【阪神】5回甲斐を申告敬遠した場面に藤川監督「ここはこちらの決断で」

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2025年07月20日 05:01  日刊スポーツ

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巨人対阪神 11回表阪神1死一塁、2点本塁打を放った佐藤輝を迎える藤川監督(右端)(撮影・たえ見朱実)

<巨人4−0阪神>◇19日◇東京ドーム



阪神が「伝統の一戦」カード初戦を制し、3連敗を阻止した。2位巨人とのゲーム差は今季最大10に広がり、20日の第2戦に勝利すれば球団初となる球宴前の巨人戦勝ち越しが決定する。


0−0のまま迎えた延長11回1死一塁で、佐藤輝明内野手(26)が右中間スタンド上段へ決勝の25号2ラン。プロ5年目でキャリア最多となる記念のアーチに続き、なおも2死一塁で坂本誠志郎捕手(31)が左中間スタンドにダメ押しの2号2ランを放った。


阪神藤川球児監督の一問一答は以下の通り


−1点勝負で佐藤輝が決めた


「そうですね。本当にタフなゲームで、両チームでしのぎあいながらでしたけど、本当に待っているものが出ましたね。素晴らしかったと思います」


−坂本はバットでもアピールが続いている


「バットの方は少しそっとしてあげてほしいなというところですけど(笑い)。座りがいいと言いますか、たくさんの投手を導いてくれたと思いますし、前半戦あと2試合ですけど、コンディション良くいってほしいなと。そう願うだけですね」


−村上は山崎と見事な投げ合いをした


「お互い引かないといいますか、球数自体はすごく少なく終わったんですけど、展開的にはすごくストレスがかかる投球内容といいますか、しびれるようなゲームだったので、本人も前半戦の疲労があるところで最後にがんばってくれたと思いますから、本当にいい活躍だったと思います」


−5回2死二塁で甲斐を迎えた場面で、バッテリーは勝負と決めていたが、申告敬遠を選んだ


「勝負したい投手心理ももちろん分かるし、バッテリー心理であそこ2人で勝負するって決めたのは分かるんですけど、もう1歩引いたところから見る仕事がありますから、ここはこちらの決断でというところで。あとでしっかり話はしたので。なかなかあそこでバッテリーにお任せしてっていうところでは、それはおかしいと思うので自分が。よく抑えてくれましたね。それだけで十分じゃないですか」

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