かもめんたる(C)ORICON NewS inc. 漫才&コント“二刀流”の頂点を決める新たな賞レース『アサヒビール スマドリ ダブルインパクト〜漫才&コント二刀流No.1決定戦〜』が、日本テレビ・読売テレビ系全国ネットで生放送される(21日 後7:00)。ORICON NEWSでは、放送当日に向けてファイナリストたちの独占インタビューを掲載していく。
【特集】実力派揃い!『ダブルインパクト』ファイナリスト7組 エントリー総数2875組の中から勝ち上がった、ロングコートダディ、スタミナパン、セルライトスパ、ななまがり、ニッポンの社長、かもめんたる、コットンの7組が、優勝賞金1000万円、初代王者の座をかけて熱戦を繰り広げる。
決勝戦は、ファイナリスト全組が1stインパクトと2ndインパクトで、漫才とコント1ネタずつ、計2ネタを披露。1stインパクトで、漫才とコントどちらかを披露するかは自分たちで選択し、2ndインパクトは点数が低い順にネタを披露する。
漫才・コント、それぞれ4分でネタを行い、審査員5人が1人100点(合計500点満点で審査。2ネタの合計得点(1000点満点)で優勝者が決まる。決勝戦のMCは、かまいたちが担当。応援サポーターはモグライダーと佐々木久美、サポートアナウンサーは黒田みゆアナが務める。
■かもめんたる(岩崎う大、槙尾ユウスケ)
――エントリーについて
【う大】
かもめんたるは、ここ何年か、実は漫才をけっこう頑張っておりまして。『M-1』のラストイヤーの1年前からエントリーして。1年目は準々決勝、2年目は準決勝で、もう漫才終わったな、もうやる機会ないかなと思っていたら、『THE SECOND』が始まって。すぐその年から始まったので、そのままスライドして挑戦していて。『THE SECOND』でもいい感じのネタができて、漫才がどんどん年々良くなってる気がしていたんです。
今年の『THE SECOND』は、舞台と重なっちゃって、エントリーできなくて。なんかさみしいなと思っていた頃に、『ダブルインパクト』っていうのがあるといううわさを聞いて。だったら絶対出るけどねっていう。まさに僕たちのための大会ぐらいの気持ちでした。
【槙尾】
自然な流れだったような気がしますね。やっぱり賞レースとか目標があると、ネタをやるモチベーションにもなりますし。そういうのがないとなかなかこう…。特に僕らは、吉本さんと違って、劇場があったりするわけでもないし。特に最近は、なかなかネタをやる機会っていうのが減ってきて。賞レースで結果を出せば、ネタ番組とかにも出る機会も増えると思うので、そういう意味では、賞レースがあれば出たいっていう気持ちはあります。
ただ、今回は周りの出演者見るとけっこう若手が多いし、僕らと同年代は卒業していたりもするので。そういう意味で言うと、いい形で卒業できたら、それはそれで幸せなのかなとは思いますけど。もう最後かもしれないです。
――ネタ選び?
【う大】
準決勝でこのネタをやりたいっていうのも、割と早々に決まってまして。それを結局やることができました。他にネタがいっぱいあったわけじゃなくて、割ともうこれとこれだなっていうのけっこう決まっていて。この2本を準決勝突破という、一番分厚い壁にぶつけられるっていうのは、すごいなんかいいなっていう。逆にこれでダメだったら、もうやばいなっていうぐらいの自信のあるネタでした。
【槙尾】
2回戦、3回戦、準々決勝の戦いは、そういう意味で言うと、本当に全部違いました。
【う大】
漫才のネタが少し…。2年ぐらい前にできたんですけど、ちょっとネタバレしてる可能性もあるネタだったんです。コントだけは結構、うん、ネタバレしてないものを…っていうような感じだったんで。準々決勝でやって、あんま反応が良くなかったので、失敗したかなと思ったのですが、上がれたので、もうこれはいけるなと。
【槙尾】
準々決勝が一番厳しい戦いではありました。
――自分たちの強み?
【う大】
『キングオブコント』優勝して10年以上経ったので、最新のかもめんたるをお見せできるのではないかなと。しかもコントだけじゃなく漫才もやっているというのが、見せられるチャンスかなっていう気がします。
【槙尾】
コントも漫才もまた全然違った一面のかもめんたるを見せることできていると思うんで、そういう意味で言うと、いろんなお客さんに笑ってもらえたらいいなと思います。
【かもめんたる】
岩崎う大と槙尾ユウスケによるお笑いコンビ、2007年結成。『M-1グランプリ』は2022年に準決勝進出、『キングオブコント』は2013年に優勝という成績を誇る。