ママスタ皆さんのお子さんは自分のことをどんな風に呼びますか? たとえば女の子であれば、成長とともに一人称は「私」になっていくのではないでしょうか。先日ママスタコミュニティに寄せられたのは「自分のことちゃん付けで呼ぶの何歳まで?」というタイトルのこんな投稿です。投稿者さんの娘さんは現在小学1年生。娘さんのお友達が自分のことを「○○ちゃん」と呼ぶことに疑問を感じています。
『小さい子あるあるだから保育園児のときは何も思わなかったけど、「小学生になってもちゃん付けは……」と思ってしまった。親が指摘しない限り、永遠に自分のことをちゃん付けで呼びますよね。「私」と言うのは難しくても、せめて名前呼びぐらいにしたらと思ってしまった。みんなは何歳まで許容できますか?』
娘さんのお友達が、小学生になっても自分のことをちゃん付けで呼んでいることを「いつまでそうするのだろう」と思ったという投稿者さん。保育園のときには何も思わなかったとのことで、ママたちに「自分のことをちゃん付けは何歳までOK?」と意見を求めていました。
わが子はいいけど他人は嫌悪感?客観的に見て「私」呼びに変えさせた
『自分の同級生が言っていたら痛いと思っていたけど、自分の子だったら何歳でも許しそう』
『ちゃん付けよりも名前呼びのほうが印象悪い。ちゃん付け=幼い感じ、名前呼び=自己主張が強すぎる。私のなかではそんなイメージ』
投稿者さんは娘さんが保育園のときに、他のお友達が自分のことを「○○ちゃん」と呼んでいることに嫌悪感を覚えたそうです。ただわが子にはなんとも思わなかったため、「許せるのはわが子だけなんだ」と思い、年少の途中から娘さんに「私」と呼ばせるように躾けたそうです。投稿者さんと同じように「自分の子だったら何歳でも許せそう」という意見もありました。客観的に捉えたときに「そろそろちゃん付けはやめさせたほうがいいかな」と思い、わが子に「私」と呼ばせるようにした経験があるママもいるのではないでしょうか。また自分のことを「○○ちゃん」と呼ぶ子は幼く、自分の名前を呼び捨てにする子は気が強いイメージがあるという意見も。「○○ちゃん」と自分のことを呼ぶ子には、幼稚な印象を抱かれやすいことがわかります。
やっぱり小学生になったらちゃん付けはやめさせたい
『私は小学生になったときに先生に注意されたな。当時は結構ショックだったけど、今考えてみると言いづらいことを言ってくれて感謝しかない。だから7歳かな?』
『年中終了時までかな。うちの子はちゃん付けはしていなかったけど、一人称は名前で、年長に入ったときに私って言うよう直していったよ。小学生で名前一人称はダメだろうと思って』
『そんなことも親が教えるの? 周りを見て自然に気づくんじゃ?』
自分自身を振り返って「小学生になったらお友達がみんな私呼びになっていたから自然と変えた」という体験談を寄せていたママもいました。多かったのは「未就学児の間は許容できるけど、小学生になったらちゃん付けはやめるべき」という意見でした。また小学校に入るまでに私呼びができるようになるためには、年長の間を訓練期間として、ちゃん付けは年中終了時までとしていたママもいました。自分自身が小学校に入ったときに親や先生から直すように指摘された経験から、「未就学児の間に直しておくといい」という考えに至ったママも。その一方で一人称は親が教えるのではなく、周囲を見て自分で気づいて直すべきという意見もありました。
家では自由でいいのでは?「何歳でも自由でいい」という意見も
『自由じゃない? ちゃん付けのほうが呼びやすい名前とかもあるし』
『ちゃん付けは未就学児までかなあ。名前だけなら何歳でもどうぞという感じだけど』
『小1くらいで友達に指摘されて外では言わなくなった。家の中では年齢が上がるとともに自分の名前を呼び捨てで言う』
『家の中ならいいけど、外に出たら私と言ってほしい』
何歳までなら「自分の名前を呼ぶときにちゃん付けを許容できるか」ということをママたちに聞いていた今回の投稿。多かったのは「小学生になったら私呼びにする」「未就学児まで」という意見でしたが、なかには「3歳でも無理。発語ができるようになったらすぐ私に変えた」という人もいて、かなり個人差があるものなのかもしれません。さらには「家では自由でいいけど、外では私呼びをしてほしい」という意見も。周囲からの見られ方を気にすると小学生くらいの年齢になったら「私」などにしてほしいものの、家の中では親からの呼ばれ方も影響し、自然とちゃん付けや呼び捨てになるというケースもあるのでしょう。自分の名前をちゃん付けで呼ぶことで誰かに迷惑をかけるわけではないですし、そのほうが呼びやすい名前もあるでしょう。他人が定義すべきルールもないので、一人称は自由であって当然問題ありません。「本人の自由だから何歳になってもちゃん付けでいい」という考えのママもいて、各家庭の考え方の違いが浮き彫りになった投稿内容でした。
文・AKI 編集・有村実歩 イラスト・マメ美
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