
■MLB カブス 6ー0 レッドソックス(日本時間20日、リグリー・フィールド)
カブスの今永昇太(31)が本拠地でのレッドソックス戦に今季13度目の先発、7回、96球を投げて、被安打5(0本塁打)、奪三振5、四死球1、失点0(自責点0)と好投し、7勝目をあげ、チームは4連勝を飾った。今永自身も14日のヤンキース戦に続き連勝した。吉田正尚(32)とのメジャー初対決も実現し、今永は2本のヒットを許した。チームメートの鈴木誠也(30)は3番・指名打者で先発したが、4打数ノーヒットに終わった。
レッドソックス戦に先発した今永は1回、R.レフスナイダー(34)に初球を左中間に運ばれ、無死二塁のピンチ。いきなりランナーを背負っての投球となったが、続く打者を一ゴロに打ち取ると、3番、4番を変化球で連続三振に切って取り無失点で切り抜けた。
その裏、カブスは先頭のM.ブッシュ(27)が初球をレフトスタンドへ運び、今永に先制点をプレゼントすると、2番のK.タッカー(28)はライトスタンドに飛び込むホームランを放ち、2者連続のソロアーチでカブスが2点を先制する。
2回には、今永とレッドソックス・吉田正尚(32)との日本人対決が実現。1ボール、2ストライクと追い込んだ4球目をライト前に運ばれ、メジャー初対決は吉田に軍配が上がった。続く打者にも安打を許し、2死一・二塁と再びのピンチも、後続を抑え得点を許さない。
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その裏、カブスは1死一・三塁のチャンスで、V.ブルーハン(27)はレフトへの浅いファールフライ。それでも三塁ランナーのD.スワンソン(31)がタッチアップからホームに生還し、3−0とリードを広げる。
3回、今永はスプリッターで2つの三振を奪う。4回には2度目となる吉田との対戦、ここは、二ゴロに打ち取った。ストレートと変化球を織り交ぜテンポのいい投球を続ける今永は、5回、6回と三者凡退に抑える。7回には吉田にライト前ヒットを浴びるが、後続を打ち取り、7回無失点の見事な投球で7勝目をマーク。
今永降板後の7回裏に、カブスはルーキー・M.ショウ(23)のソロ本塁打、8回にはP.C.アームストロング(23)とI.ハップ(30)が2者連続アーチで追加点を奪い、6−0で4連勝を飾った。